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学び直しのお手本は、

私達はいつだって学んでいる
そして学んだように生きる

学ぶことは生きること
生きることは学んでいくこと

だから学びは人の数だけある

老人にも、成人にも、子どもにも
それぞれの学びがある

その全てに価値があり
その全てが紛れもない真実である


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こんにちは。
みちくさ屋 カウンセラーのあいあいです。

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みちくさ屋では、ありたい自分であるための
学び・学び直しなどを中心に
学習支援カウンセリングを行っています

どんな事をしているかはこちらの記事をご覧ください↓

今回のテーマは【学び直し】についてです。
時代が変わったり、環境が変わったりすると、今までとは異なるやり方を学び直していくことが必要になるときがあります。そんなことの話を、実体験を元に書いていこうと思います。

最後まで、お付き合いいただけると嬉しいです。

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学び直しとは

 そもそも学び直しとは何でしょうか。

以前に学んだものをもう一度学ぶこと。特に、社会人が、学校教育で学ぶ内容知識勉強しなおすこと。

デジタル大辞泉(小学館)

 一度学んだことのあるものをもう一度学ぶのって何故なのでしょうか。
 
 それは、学びというものが知識を得るということの他にも、持っている力があるのです。それは、自分が実際に行うことについて学ぶということ。子どもたちであれば、【将来の夢】大人であれば【今、現実にある仕事や目指している事】ということです。

 知識を得ることは、正直どんな生き物にもできます。例えば、魚を新しく飼った時に、餌をあげる。新しく入った水槽でも、魚はここから餌が来るんだとわかる。すると、お腹が空いたら勝手に餌が来るはずの所に来るようになるのです。


 しかし、学び直しで学ぶことは、おそらくこういう知識を得ることではなくて、何かを自分で成そうと実行しようとした時に【これを知らなきゃ始まらない】【こういうときどうしたらいいかわからない】のように、今使うために知るということなのではないでしょうか。

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学び直しが必要になる時

◎自分のやり方が通用しない時

 教員生活が始まった時、私は全くと言っていいほど、スケジュール管理のできない人間だということに気づきました。日々変わってく予定、急に決まる会議、いつの間にか変更になった行事…など。
 仕事をしていると、スケジュール管理を自分でしていく必要があり、それがことごとくできていないことに気づきました。

むしろ、今までどうやって生きてきたのか?と自分に思う程に。

 これまでの自分のやり方では駄目なのだと気付いた時が、人は学び直しのチャンスであると思います。
 あなたはどうありたいですか?
 その時に、周りを自分に合わせようとする人もいます。自分を変えようとする人もいます。対象が何かによっても変わりそうですね。


◎時代が変わる時

 コロナ禍では、たくさんの人が在宅ワークを行う必要があり、起業もそのための設備や環境を整える必要がありました。また、学校では体罰や行き過ぎた指導などがメディアで取り上げられ、家庭での教育力も高くなってきた今、学校のあり方もどうあるべきか、変化していくことが求められています。
 このように時代に合わせて、今までとは違うやり方を知る必要がある時に、学び直しの力が必要になってきます。


◎環境が変わる時

 新しい街に引っ越した時などは、その街での人間関係や新しいルールなどを知っていく必要があります。また新しい仕事に就くときにも、一つ一つ仕事を覚えていく段階が、誰にでもあります。
 知らないことを知り、知っていることを増やしていく。そうやって環境に自分を合わせていく…このときにも、学び直しの力が必要になってくると思います。


学び直しのお手本は、

ズバリ、子どもたちです。

 子どもというのは、学び直しの達人です。
 小学校で勤務していると、日々子どもたちの柔軟さや知恵に度肝を抜かれる日々です。私は毎日のように子どもたちに教えられて生活していました。


 最初に書きました、スケジュール管理の話。
 教室で、よく「いつだったかなぁ」と言っていると、子どもの一人が「〇〇先生は、教室にカレンダーつけて書いてたよ」って、教えてくれたのです。それで私は(なるほどな)と思うのと同時に、(皆今は困っていないのか)と思ったのです。それで「今はないけど、困ってないの?」と聞くと、子どもたちは「家のに書いてる」「自分のノートに書いてる」「無くても覚えてる」など、教えてくれました。
 
 この話、何気ない会話から生まれましたが、本当にすごいなって今でも思うのです。前の先生が書いていたカレンダーの日程表。それがなくなった…そのまま放置するのではなくて、自分の環境や状況に合わせた方法を自分で考えて実行してみる。子どもたちはなんと柔軟で自由なのだろうと思いました。私は子どもたちに聞いてみる前は(同じようにカレンダー貼っておかなきゃ駄目かな)と思ったのですよ。でも、前と同じじゃなくてもいい。無いなら無いで、自分にあった方法に変えていく。それって私が理想にある学び直しの形なのだなと思います。その後私は、職員室の自分の机の上に小さなカレンダーを置くことにしました。

土壌が違っても、人は育つことができる

 前回の記事で、心に必要なものは水と光だという話をしています。
 土は絶対条件ではないのです。私はこの地面(栄養)というものは、育った環境や育って得た学びだと思っています。人は学び直す力を持っています。どんな環境で育ったとしても、どんなに粗末な学びをしてきたとしても、自分にあう土壌に植えかえられれば、必ず大きく育っていくのです。

学び直しで、自分にあった環境や知識を

 しかしそうは言っても、ずっと合わない環境にいれば、芽が出なかったり、芽が出ても枯れてしまったりするものです。ですからその時に大切なのが【学び直し】なのです。
 自分が必要とするものが何なのか。自分が本当に知るべきものは何なのか。気付いてから知るのでも遅くはないです。

子どもたちの学び直しの力

 学び直す時に必要な力。それは子どもたちの持っているものです。今現在、全ての子どもたちが持っている、とはいい切ることができませんが、持っていてほしいという希望を込めて、書いておこうと思います。
 それは

◎自分の居場所
◎少ない自己理解
◎夢

この3つです。

◎自分の居場所

 学び直すうえで、必ず大切になってきます。
 自分の不安や失敗をさらけ出せる場所・安心して言える人。そんな場所が学び直しでは必要です。子どもたちには『愛着対象者』と呼べる存在が必ず存在します。その人との関係というものは、人格形成に大きな影響を与えます。大人になってからは、自分で人間関係や居場所を形成していく必要があるので、そういう自分の居場所を、作ってみましょう。


◎少ない自己理解

 大人になると、自分の所属が増え、『自分自身』を表すものが多すぎてだんだん複雑化していきます、その中で自分を見失ってしまい、他人の人生を歩いている感覚に陥ったり、本来の目的とは違う事を行っていることがあります。なので、そういうものを一度整理していきましょう。捨てる必要はありません。自分の核にある「ありたい自分」を見つけてみると、意外とシンプルであることが多いです。


◎夢

 大人になると夢を語ることが少なくなりますが、夢を持つことは、学ぶうえでとても大きな原動力になります。実現できるかは置いておき、夢を持ってみる。それを叶えるための一歩として、何が今できるか、考えてみてはいかがでしょうか。


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 いかがでしたか。
 大人になってから、学びなおす機会がある方は意外と多くいらっしゃいます。そんな時にこの記事が少しでもお役に立てると嬉しいです。

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心・体・学びのカウンセラー
小学校教諭11年(1〜6年生・特別支援学級経験済み。)

その後、私自身と家族の鬱を経験し 個人事業主として起業することを決意。心・体・学の3方向からアプローチすることで ありのままの自分を取り戻せることを実感。

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