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8年間での時代変化〜共働き育児

この春、下の子が入学し
上の子から数えて
8年の保育園生活を終えたのだけど

この8年間で
大きな大きな時代の変化を
肌で感じることができた。


中でも一番の大きな変化は

世のパパたちの

育児参画度

じゃないだろうか。


2019年からの
世界的なパンデミックを経ているから

この期間の時代の変化は
10年単位で早巻きされたものだったのだとは思う。


今まで後回しにされていたものを
会社も、家庭も、
直視せざるを得なくなった。

"共働き"が
本当の意味での共働きへと
大きくシフトした8年だったのではないだろうか。


先日、3学年下の保育園ママパパ達と触れ合う機会があったんだけど
(↑"ママ"だけじゃない、この時点ですごいなと思う)

とにかくパパ達の
”子育て自分ごと感”がすごい。

それだからか、
ママ達もどこかのびのびとしていて
みんなちゃんと"自分"を生きている感じがする。


3年前のわたしが感じていた
ママ特有の閉塞感みたいなものは
確実に薄れていて

ああ、変わっている

と心から感じた。


8年前、上の子を保育園に預け始めた頃

街中で抱っこ紐で子を抱くパパは
まだまだ少数派だった。

保育園の送迎も
ママがほとんどで

行事にパパが参加しているお家も
少なめ。

平日赤ちゃん連れで
ぶらぶらしているパパなんかいた日には
半ば好奇の目で見られるような
そんな文化だったと思う。


でも

年を追うごとに

保育園送迎をするパパが増え
むしろパパの方が多くなり

行事にパパ込みで参加するご家庭が
大多数になり

土日の公園は
ママなしで子どもと遊ぶパパばかり

しかもパパたち
なんか楽しそう。嬉しそう。


地域柄ももちろん大きいとは思うけど
この土地で定点観測していて
こんなに変化があったのは事実。



わたしやわたしのちょっと上の世代は
共働きとはいえど

子どもができても
ママだって仕事を!
という方だけが先行していたから

仕事もきちんと
家事育児もきちんと!


みたいな
鉄のお母さん像が求められていた。

その時パパは

家族のために
これまで以上に
仕事に精を出すぞ!

という価値観が大多数。


まあ、、、、、
破綻するよね。



子どものいる暮らしは
待ったなしでそこに流れていて

それを、
仕事を言い訳(って言ったら言い過ぎだけど)にして
「週末話聞くから」とか言いながらお茶を濁して

母親側だけに丸投げするのは
どうやらおかしいぞ、

というのが、

在宅勤務や自粛期間も相まって
ようやく認識されてきた。


だって
"家族"の暮らしじゃん。

仕事だって
家事だって
子育てだって

全部一緒に向き合うのが
自然だよね?


わたしは、
この価値観。


もちろん、そうじゃない価値観だって
あっていいし

心地良い価値観は
人それぞれ、
ご家庭それぞれなのに

それを旦那にも当たり前に持って欲しくて
わたしは苦しくなっていたんだな。


はたと、家族に向いてるベクトルを
自分に向けて
まずは自分のことをもっと知って
もっと労わってあげたことで

家族からの本当の気持ちも
受け取れるようになってきた。

そしたら
周りのことも
もっとフラットに見られるようになってきた。


別に仲間を求めなくていい。
逆に、
これが正解だと、周囲に押し付けなくてもいい。


でも
同じような価値観のご家庭が
若い人たちの間に増えていることが

単純に嬉しかったりするw


でも
周りと比べることなく

わたしと
わたしの家族が生きやすいスタイルを

これからも模索していこうと思う。



おしまい。

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