キモノ生活がすべてを救うのでは?と思った件。
この春、
自分の着物を
自分で着付けて
式典に参加する
という着物デビューを果たしたわたくしですが
その後初めて、
普段着として着物を着て
バスに乗ってお出かけをしてしみました。
帯が解けたらどうしようとか
トイレ行きたくなったらどうしようとか
そこそこ不安はありましたが
一回経験してみると
思いの外、どうってことないな、
ということに気が付きました。
着物警察的な人に
なにか言われたらどうしようという怖さも
正直ありましたが
なにか言われたからって
なにかわたしの命に関わるかっていったら
関係ないよね。
着物っていうから構えてしまっていたけど
こやつはただの”衣類”にすぎなくて
お洋服だって
ランニングにステテコで歩いてる人もいれば
アルマーニのスーツ着てる人もいて
それぞれが
それぞれの基準で
心地よく選んで着ているだけ、なんだよね。
ひとり街歩きをしてみて
そのことがストンと腑に落ちたから
これからはもっともっと日常に取り入れたいと思います。
だって、
着物はわたしの悩みをすべて解決するんじゃないの?
って思うから。
まず足元。
わたしの足の人差し指は、異様に長く
足に合う靴に、ま〜〜〜〜〜〜〜出会えない。
オシャレを取るか体調を取るかで
ずっと悩んできた。
そこへいくと
草履や下駄は
指部分が開放されてるから
何も問題がない。
昨年、手持ちの靴下類は
ストッキング含めすべて5本指ソックスに変えているから
そしてその快適さに開眼してしまったから
草履・下駄生活はわたしにとって、
とっても良い気がする。
次に姿勢。
幼少期から猫背巻き肩を指摘されている身としては
着物を身につけたときの背筋が伸びる感じ、
脱いだときにちゃんと背腹筋が疲れてる感じ(笑)、
これを日常生活にとりいれていくことは
とても良い気がする。
そして体型。
着物ってすごい。
気になる部分をすべてカバーしてくれる・・・
皆まで書かないけど!
歳を重ねれば重ねるほど
日本女性を美しく魅せてくれる衣服って
他にないんじゃないかな。
だんだんお肌の張りやボディラインに
悩みが出てくるお年頃、、、
ちょっとしたお呼ばれのときに
わたしを一番輝かせる衣類は
高価なドレスではなく、着物な気がしてる。
さらに所作。
洋服でいるとどうしても
せっかちな性格が所作にでてしまうけど
着物を着ているとそうはいかない。
簡単に動けない(笑)し、
着物に袖を通しただけで
ちょっと気取った立ち居振る舞いをしたくなっちゃうのだから
すごいパワーである。
ふだんから着物を身にまとうことで
そんなふうに丁寧な所作で過ごすことが
今度は日常になっていくのでは?
ちょっとした仕草ひとつひとつが
エレガンスな女性に憧れてやまないわたしとしては
この効果は見逃せない。
とってもいい気がする。
お洋服の日でも
カーディガンの代わりに
羽織を羽織ってあげるだけでも
着物風になれる。
↑もそうだけど、おかげさまで、
ガッチリ着物とコーデすると
かえってちょっと時代遅れな羽織が数着
タンスに眠ってる。
袖丈が合わない着物たちも
洋服ミックスするのにちょうどよかったり
PC作業の妨げになりにくかったり
悪くないかも。
そんな観点で
ワードローブを見直してみようかな。
というわけで
日常に着物を取り入れていくこと、
それはきっと
わたしの今後の人生をもっと豊かにしてくれるし
ちょっとの工夫で
そんなに難しいことじゃない気がしてきた。
ジブン流のオシャレって
きっとこういうことなのかな。
今まで、あまり考えてこなかったけど。
衣類の断捨離が楽しみになってきたよ♪
おしまい。