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2022年10月に読んだ中で一番のお気に入り
『憎まれ役になってもいいから側にいて、彼女のために身体を動かそう』
女性同士の情熱的な恋を描く小説「生のみ生のままで」をご存知ですか?
主人公の逢衣ちゃんの献身の愛がスゴくて、上記の一文が私の心にグッと入ってきた。
母親の我が子に対する愛情って、こんな感じだと思う。
それと同じ愛情をパートナーにも持てたら…
もしも愛する彼が、不慮の事故や病気で車椅子生活になったら…
彼のために一生面倒を見る覚悟を持つ私でいたい。
そう思わせる作品でした。
この小説は愛と変容を慈しむ物語。
上下巻で変わっていく二人の恋模様も見所です。
ラストが美しい終わり方の小説は読んでいて気持ちがいい。
綿矢りささん、素晴らしい作品をこの世に送り出して頂き、ありがとうございます。
集英社さん、製作に携わった全ての方へ、ありがとうと言いたい。
初投稿でした。
どうぞ宜しくお願い致します。
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