読書習慣#79 「影響力の武器2!?」/プリースエージョン 影響力と説得のための革命的瞬間
「影響力の武器」の続編!!
もし、人に対し効果的に影響をあたえることができたら。。
本書、プリ-スエージョンはビジネスマンのバイブル「影響力の武器」を書いた社会心理学者チャルディーニの本。相手の理解(説得)について書かれている。
説得の前には、相手がそれを理解することが大事で。そにためには相手に情報を伝えておくことが大事と説く。この事前段階を下準備(プリースエージョン)といい、これを伝えることで効果的になるという。
例えばコンサルが75万円で売り込もうとしていた。そんなときは事前にこう言う「お客様相手に100万円を頂く訳にはいきません。」
これは極端な例だが、要するに相手に決断させる前に、如何に相手に理解させるかが勝負。
しかも理解させる内容はロジックが無くてもいい場合もあったりするらしい。高い物を見せておけば真ん中が適正価格にみえてしまう。
ポイントは「決断させる前」。一旦決断させると人は自分の決断が例え非合理であっても正当化に固守する。
その他にもいくつかの事例や手法が示される。影響力を与えること説得のためのやり方など。
この手の本は、心理学でもその背景のきちんとした科学背景も理解できる本の一つです。