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今日は語りたい日

昨日に引き続き今日もやりたかったことが早めに片付いたためnoteが書ける!
自分に合った時間の使い方がだんだんわかってきて、苦なくできていることに本当に幸せを感じています。

そんな今日は朝から風が強くて、ヒーターの前から動けなかった…
今の時間になってやっと室内も暖かくなってきて、行動的になれている。先週まで春日和のような心地よく過ごしやすい日だったから、寒さが戻ってくると、まるで固まったかのように動けなくなる。なんとかこの寒い季節が早く過ぎ去ることを祈る。でも暑くなってくるとそれはそれで、顔を真っ赤にして過ごさなくてはならない日々が続くので、やっぱり人間はないものねだりなんだなと思う。

ふと窓の外を見上げると、ゆっくりと、でも急速に動いている雲が見える。

ティラノザウルスみたいな雲


ふわふわしたあの物体は、ここからみているとのんびりした動きだけれど、実際は霧で、なんの原型もない。あの雲の上にふわふわと横になりたいと思った私の幼少期の数少ない願いを叶えてあげることができなかった。

小さい頃から家にいることが大好きで、1人で過ごすことが多かった私。自分の部屋の床で大の字になって、日差しの暖かさを感じながら、よく窓の外に広がる空をみていた。この時間が何よりも好きで、落ち着けて、気づくとお昼寝をしてしまうほど大好きだった。
成長するにつれて、だんだん空を眺めることが少なくなり、1人よりも2人、3人と人を連ねてカラオケやお買い物に出かけるようになった。そこからどれだけの時間が過ぎたんだろう…
物欲お化けから人間に生還した私は、また1人、あの時とは別の部屋から窓の外の雲を眺めている。

「ただいま」
ふとそんな言葉を言いたくなった。
私が好きな時間はこれだったんだ。
ただただゆっくりと静かなこの時間に私は魅了され、学校がお休みの日には喜んで自室にこもっていた。忘れていた。私の好きなこと。

仕事を辞め、言われるがまま楽しみ放題時間を過ごし、結果お金の問題が起きた。
でもやっと本当の自分に出会えた気がする。

私はただただ空を眺めて、ゆっくり動く雲を見て、「あの雲の形ユニコーンみたいだね」なんて話して笑い合える相手さえいればそれでよかったんだ。
多くは望まない。必要なものも最低限でいい。この時間さえあればそれでよかったんだと気づいた。

今世界はもので溢れている。たくさんの廃棄物だってある。ほしいと思ったものはすぐ手に入るし、いらなくなったら簡単に処分や売りに出すことができる。でもその環境にいるから、多くを望み、ないものねだりになってしまう。
今あるもので十分豊かなのに、あの人があれを持っているのに私は買えない…と落ち込んでしまう。でもそれって本当に欲しいもの?と過去の私に伝えたい。
人が持っているものは何十倍も魅力的に見える。しかもそれが憧れの方が持っていれば尚更素敵に見えてしまう。でもその素敵に見えるものを単体で見たとき、私は本当に欲しいと思えているのかな?あの人が持っているから欲しいと思ってしまっているだけで、手にした瞬間満足になってしまっていない?

私の部屋には買ったことに満足して、ただ飾られているものがたくさんある。
物欲お化けから脱却できた今、私はこの子達をどうしようかと悩んでいる。

ものは最低限あればいいと思い人生を再出発しようとしている私と
思い出だから大切にとっておこうと思っている私。

書いていて思う。
どうしようか悩むくらいなら、そもそも買わなければよかったと。
お買い物ってそれほど慎重に買う性格だった私。
改めて物欲お化けだった自分に対して恐怖心が湧いてくる。
もうこんなことは繰り返さない。

同居人と共に反省すべき点、改善を求める点、さまざまなことがある。
本当の自分に出会えた今、私はやっと自分の人生に必要なものがわかった。あとは迷惑をかけた人に恩返しをしながら、前を向いて幸せに生きること。これに尽きる。

衝撃を受けた日から、もうそろそろ1ヶ月が経とうとしている。
私の生活は一変したし、たくさんのお金が私の手元から飛びだっていった。
でも大丈夫。心を入れ替えた今、またそのお金を迎えに行こう!そう思いながら日々を過ごしています🐑🫧

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