即興詩「道／詩に導かれて」
導かれて
風が地となり
言の葉が咲き
色をみる
詩に
導かれて
感じる心
それを伝う器がなければ
詩としての私の魂は冷え
詩人としての私は絶命していただろう
生活の言葉さえ絶滅され
感じることのできる場所は崩壊し
美しさを呼吸することさえままならず
窒息するかのように仕事をする
そんなパラレルワードに
導かれることなく今ここにあるのは
いつでもあなたが心のお守りだったから
それはポエムと言う名前で呼ばれていて
それは私だけしか知らないポエムだった
しかしそれをポエムと言うのだろう
なぜならポエムはメタファーでできているから
人間という名の秘密の隠喩
宇宙と呼ばれる不思議な世界
時間があるということの永遠
永遠を想像できるだけの時を抱きしめ
すべての道が私の一行のポエムであり
それを人生という書物のタイトルとして
私の死が束ねるなら
私は詩として最期を迎えるために
常に最高の死線の刹那であれたらと思う
戦争はいつ始まるのだろうか？
それともずっと続いていたのだろうか？
自然界の弱肉強食は戦争とは呼ばないのだろうか？
火山が噴火して爆発することは戦争ではないのだろうか？
私たちは何を分け隔てるのか？
確実に言えることがひとつあるなら
愛しているからこそ
傷つけたくないと思うのであれば
それは確実に誰かに
愛されているということかと思う
私にできることがあるなら
それは愛することだけだ
でも愛することこそとても難しいので
永遠に勉強が続いていく
学ぶことのできないことこそ一番辛いことかと思う
言葉を奪われることや本を奪われること
自分の心を表す機会がないこと
私が私のままでいられないこと
あなたがあなたのままでいられないことを見つめること
私が私でいられないことをあなたが見つけてしまうこと
それを避けるために勉強があるなら
私はこの頭のまま自分なりに頑張って勉強をする
1 +1 = ∞
1 +1 = ∞
1 +1 = ∞
1 +1 = ∞
1 +2 = ∞
2 +3 = ∞
3 +5 = ∞
5 +9 = ∞現代
1326 +5324 =∞
53,869 +3億3265万2000=∞
足し算しかできないみたいに
今この瞬間現代の無限を間違えながら
私の時間は積み重ねられていくが
いつか私が永遠を学んだときには
あらゆる公式を利用して
無限にあなたを愛せるかもしれない
わからない
答えは今ないから
わからないということだけが
でも私の希望でいてくれる
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