短歌&詩『刻想2022』即興詩人 AI UEOKA ポエレーベル『国葬』ラブ&ピースアラモード
「空を砂漠に変えるの?」燃えて渇き彷徨うみんなの広大な『淋しい』
『淋しさ』は、凍えて、燃える。
あ
な
た
の
駆
け
抜
け
た
領
域
に
私
は
い
ま
だ
に
た
ど
り
着
け
な
い
誰
も
あ
な
た
の
こ
と
を
理
解
で
き
な
い
私
だ
け
が
そ
れ
を
理
解
で
き
る
と
そ
う
と
信
じ
て
い
た
そ
の
夏
に
私
は
た
く
さ
ん
の
仲
間
と
出
会
っ
た
私
は
た
く
さ
ん
の
仲
間
と
出
会
っ
た
私
は
も
と
も
と
仲
間
と
出
会
っ
て
い
た
私
は
私
は
命
と
出
会
っ
て
い
た
私
は
私
は
命
と
出
会
っ
て
い
た
私
の
命
は
つ
な
が
っ
て
い
た
『私』
の
命
は
台風を噛み
殺しながら
奥歯の中に
虫歯として
それを飼う
ような生態系
台風を、
奥歯の中に、
噛み砕くような……
そんな嵐を
望んでいないひとが
先に逝くなんて、
というところで
明るい曲が、
降りてくるでしょう。
止まってる雨を縫うように駆け抜けてつないで抱きしめていて
あなたの静寂は
やさしすぎる音色だった
いつでも聴こえないフリをしている
ひとの嵐を 全部 虹にかえる
雨を飲み干しては、青でかきけす天才だった。
そういう夏に、何人かが……
秋になれずに
冬を迎えることもなく
春に巻き戻り
『消えない桜』になるが
それを『歌』にかえることに関しては、あなたは天才だった。
すべてを「過去形」で語る。
今日はすべてを『過去形』で。
「『過去』と『他人』は変えられない」
という「逆説を引っくり返す」ために、すべての『過去』を「過去形」で語る。
「今」と「未来」と「誰か」は、
「これから」
は
すべて
変り得るからだ
天の頂に吸い込まれながら落ちていく想いと心音に引き戻される巨大な重力に常に引き裂かれながら
宇宙全体を淋しさに変えてもあまりにも静かすぎるからすべてを燃やす動かす重力を回すあなたの名前を探す
雷と月と花は
同時に過ぎ
その時
雨だけが
街に電車を回した
「切なさは」
「一発『ズドン!』の」
「刹那窓」
「落ちる風穴」
「つながりますか?」
切なさは一発「ズドン」の刹那窓落ちる風穴つながりますか?
空に音色をあててはずらし心臓の位置検索し合えば
焼きつけて削る稲妻より
消えない焚き火の青
宝の地図鏡に潜る準備
泳ぎ回るみんなの
無音の真剣白刃鳥聴こえないステルス機の翅真白に愛に
好きな人が
流星なら流星群を
一生 カラダにとどめるように
あびつづけていたいからこそ
丁寧に
ただ
となりに
傍に
「空のようなひと 全部持っているのも 好き」
「誰も知らない山桜のように生きるあなたを愛す」
「誰も知らない山桜のように生きるあなたを愛す山桜でありたい」
交響曲 第0番
『灼熱』と「静寂」
交響曲第0番『灼熱』と「静寂」を聴く「刹那」と『永久』
『鏡』
は
いかに
汚されようとも
それ自体
等しく
美しく
一枚一枚
ちがう
カタチをしている
鏡の外にいる白鳥は羽と波飛沫をわけない空を翼にしていた
仮に
『マスク』
を
汚して
しまっても
マスク
それ自体は
等しく
美しかった
一枚一枚
違う形をしていた
マスク
の
外に響く
声や歌
言葉や
想いは
マスク
と
それらの
羽ばたきをわけず
空を
翼に
自由に
舞っている
今も
言葉を黙祷しながら
「永遠は、死なない」
ポエレーベル
「愛と平和」の最先端!
ポエレーベル主宰・『即興詩人 AI UEOKA』がお届けするポエブックス第8弾!選挙前日急遽リリース!
「ラブ&ピースアラモード」2022・詩集版!
今回のテーマは「普通の生活」=「誰もが自分を生きている」=『政治』=「人間関係の政(まつりごと)、それが政治」
私が好きなものは私が好きなものであり
それは誰にも汚されたくない雨のようなもので
その雨だけが世界中の至る所に降ることができるが
その雨は人工的に癒しにしか使ってはいけない
即興詩人 AI UEOKA
僕が僕のプロでいるために使わせて頂きます。同じ空のしたにいるあなたの幸せにつながる何かを模索し、つくりつづけます。