イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」〉
2021年1月30日~2月3日
七十二候 第72候 大寒 末候 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」
鶏が卵を産み始めるという意。
春の気を感じたニワトリが、鳥屋に入って卵を産む時候を言いますが、現代は殆どの人が年間を通して養鶏場で採卵されたものをスーパーで購入する時代。
鶏は見かけなくても、その鶏卵は一年中身近で、こうして言われなければ季節があるものなのかということもわかりませんね。
栄養価高く、今では安価に日々購入できる鶏卵。
少し前の世代までは特別なものでした。
安く安定供給されること自体は有難いことですが、その理由はどんなことなのか、食べ物に限らずよく考えていきたいと思います。
二十四節氣七十二候の大晦日
この候で二十四節氣七十二候はコンプリート!
立春を迎え、新たな一年が始まります。
この暦の大晦日となる最後の日は節分と呼ばれます。豆まきで馴染みがある節分ですが、実は毎年同じ日と決まっているわけではありません。
立春が年によってずれるので、それによって節分の日も変わります。
そうは言っても概ね2月3日が節分、2月4日が立春ということが多いようなのですが、今年はまさに当たり年、立春は2月3日となりました。
その場合のこの二十四節氣七十二候はどうなるのか?よくわからなかったのであれこれと調べてみましたが、生憎該当の記事はみつからず…
国立天文台の暦のページで正式に二十四節季の日程が発表されており、それを見たところ、こういうときはそこはかとなく切り替えてしまうもののようでした。
そういうわけでこのnoteもそこはかとなく日付が重なることには触れず、2月3日からまた新たに二十四節氣七十二候の旅を続けてみようと思います。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2021/rekiyou212.html
節分は雑節とも言われ、日本にとって、長い間行事ごとが行われてきた日。
行事も時代によって変化があったりと、是非触れていきたかったので、『雑節~節分~』のページを設けました。
よろしければこちらもご覧くださいね✿
20210208
♯七十二候 第72候 大寒 末候 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」
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『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。