ロボット営業マンになりたくない
私はサラリーマンとして営業をずっとやってきましたが、
近頃(ここ数年)において「クリエイティブ力をつけなさい」というワードに対して、敏感になってきたなあと常々感じます。
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10年前にクリエイティブ力を考えてる人ってそんなにいたのか**
私はメーカー営業で社会人デビューしたので、自社製品を売ることが最も重要な仕事。
とにかく自分のとこの製品をどれだけ売れるか、競合他社に負けないように売っていくか。シェアを奪えるか。これが使命だと思っていました。
いわゆる物売り営業。御用聞きですね。もしくはどれだけ顧客に対してのレスポンスが早いか、顧客と仲が良いか、みたいなところ。これが営業マンに求められる要素だと思っていました。
そもそもメーカーは自社製品ありきで成り立っている商売なので、
自社製品を拡販していかなければ売上も上がりませんし、成長しません。
ものありきの商売なのでどれだけものが良いか、レスポンスが早いか、顧客と仲が良いか、が顧客からの評価基準となるわけです。
ただ、今や「AI」「セールス改革」が徐々に浸透してきているので、営業として付加価値がないと存在意義が無くなる訳です。
営業ですらロボットに置き換えることができる未来が容易に想像できる中で、どれだけレスポンスが早いか、とか、顧客と仲が良いか、なんて重要ではなくなる未来がすぐ近くまで迫っています。
いわゆる「ロボット営業」をしていては、サラリーマンとしての存在価値がなくなる。と言えるでしょう。
むしろロボットより正確にロボット営業ができるか?と言われると答えは
NOです。言うまでもなくロボットの方がスピーディ且つ正確です。
そこで必要になってくるのが
「クリエイティブ力」
です。
顧客が求めていること以上の付加価値とクリエイティブなアイデアを発信できるかが分かれ道だと思います。
これを実践できるようになる為には、常にクリエイティブな思考や発想を持ち続け、更には意識し、アウトプットしていく。
そうでないと養われない能力だと思っています。
さて、結論この投稿を通して最も何が言いたいかというと
営業として今後存在意義を見出すには
ロボット営業を卒業し、クリエイティブ力を養わなければならない
という事です。
未来のことは誰にも分かりませんが、いよいよ「AI」や「ロボット」が本格的に稼動し始めることで我々営業マンの存在意義を今一度確認する必要があります。
クリエイティブ力、磨いていきましょう。
agrimanでした。また明日。