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近況報告

明けましておめでとうございます。
ここ最近投稿していなかったので久々の投稿もかねて近況報告をしようと思います。

1処方される薬の量が減った

今まで処方されていた薬だと、どうしても脳の能力を落ち着かせるもの(あまり考えすぎないように能力を抑制するようなもの)だったため、思うように思索にふけったり読書をすることができなかったりしました。今はバイトもしていないし、大学のほうも落ち着いてきたので、薬を減らしてほしいという内容のことを担当の先生に話したところOKとのことで、処方される薬の量を減らしてもらうことができました。これで、もしかしたら前よりも思考が明瞭に、晴れ晴れとしたものになるのではないかと思っています。うつ病も治ってきているような気がして単純にうれしいです。やったー^^

2中村文則原作の映画が出る!!

私の生きる理由でもあり、大好きな作家さんである中村文則さん原作の映画が出ることになりました。大好きな作家さんで皆さんにも是非読んでほしいので以下中村文則さんの受賞歴とその作品を添付しておきます。

2002に「」で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。2004、『遮光』で第26回野間文芸新人賞2005、『土の中の子供』で第133回芥川龍之介賞2010、『掏摸<スリ>』で第4回大江健三郎賞を受賞。同作の英訳 『The Thief』は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で、2012のベスト10小説に選ばれ[1]2013のロサンゼルス・タイムズ・ブック・プライズにもノミネートされた。『悪と仮面のルール』の英訳(EVIL AND THE MASK)はウォール・ストリート・ジャーナル紙の2013年のベストミステリーの10作品に選ばれる[2]2014ノワール小説への貢献で、アメリカでデイビッド・グーディス賞を受賞[3]2024、『列』で第77回野間文芸賞を受賞[4]。引用(中村文則 - Wikipedia)

ちなみに私の初めての中村文則作品は「R帝国」で好きな作品は「土の中の子供」です。話はそれましたが、中村文則さん原作の映画のタイトルは「奇麗な、悪」だそうです。美しいですね。原作は「銃」の文庫に掲載されている「火」という短編です。ある女性が自身について独白するシーンから始まる、暗いけれどそれだけじゃない、陰鬱だけど、どこか心地よい、包みこまれるような優しさのようなものがある作品です。今私の記事を見てくださっている方もぜひ、中村文則の作品の世界観を映画館で楽しんでいただきたいです。

映画のホームページです。気になる方はぜひ↓↓


3最近読んでいる本

脳の能力が抑制されていて、集中力が続かないとはいえ読書はしています。最近併読を始めたので今、読んでいる本を3冊紹介したいと思います。
一冊目「今どきの若者のリアル」山田昌弘著

私も今どきの若者であるという自覚はありますが、同世代の人が何を好み、どう生き、どんな将来像を持っているかはわかりません。そんな自分の中にある疑問を解決するためにこの本を買って読んでいます。世代間格差や無敵の人など自分が興味のある分野に関して述べられている章があり、楽しく読み進めることができ、とても勉強になっています。


二冊目「14歳からの哲学 考えるための教科書」池田晶子

最近は哲学に興味も持っています。本棚には「永遠平和のために」カント著や「哲学探究」ウィトゲンシュタイン著があるのですが、なかなか手が出ず…まずは入門書からだろうということで読み進めています。しかし、さすが哲学といったところ、頭が凝り固まった私ではどうも難しく、うーんと唸りながら格闘中です。脳の使わないところをフルに使っているようで楽しいですし、わからないということをわかることができて、とても新鮮な気持ちです。これを読み終わったら本格的に哲学の名著たちと対話していこうかなと思っています。


三冊目「音楽」三島由紀夫著

三島由紀夫作品は読みたいとずっと思っているのですがなかなか気分が乗らず、積読状態のものが多いです。この「音楽」で私は「葉隠入門」「サド侯爵夫人・我が友ヒットラー」「真夏の死」「金閣寺」「不道徳教育講座」「行動学入門」に続く7作品目です。いつか豊饒の海4部作を読み切りたいと思っています。読みたい積読本が多くて困る…またいつか記事にします。
まだ途中なのですが文体が美しく、読んでいるとだんだんと作品に惹き込まれて、飲み込まれる感覚があります。皆さんもぜひ三島由紀夫作品読んでみてください。おすすめは「不道徳教育講座」です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。ともに生きましょう。

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