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教師に腹を立てたエピソード 2023年11月【7】
自己分析のために、自分史を話して録音した。ひとりで話して、ひとりで聴いた。教師に腹を立てたエピソードが2つ出てきた。
中学3年の頃、担任の教師と進路面談をおこなった。当時の私は、第一志望の高校は決めたものの、滑り止めの高校を決められずにいた。
この担任は40代ぐらいの男性で体育の教師。私に対して親身ではなかった。救いの手を差し伸べることなく「いつまで悩んでいる」「悩むのもいいが時期がズレている」などと責めていた。
この日も「いつまで悩んでいるつもりか」と叱られた。私は「期日の前日までには決めたい」と答えた。教師はこれに腹を立てて怒鳴った。
「はあ~? こっちの都合は度外視かよ!」
確かこんなセリフだった。進路に悩む15歳の生徒に対して教師がかける言葉ではない。当時も腹が立ったし、今でも腹が立っている。
***
もうひとつのエピソードは、高校に入学したばかりの頃。こちらも怒りの対象は担任の教師だ。
その日、健康診断があった。クラスごとに保健室に行って医師に診てもらう。私は3組だった。この組の番が終わる頃、担任の教師が私のそばにいたK君という生徒に「4組を呼んできてくれ」と頼んだ。
K君は4組に向かったものの、すぐに戻ってきてしまった。入学したばかりで道がわからなかったのだ。それを見た担任は舌打ちして
「使えねえな」
とつぶやいた。K君に聞こえたかどうかはわからないが、私には聞こえた。非常に腹が立った。今でも不愉快だ。
教師が生徒に対して口にしていい言葉とは思えない。独り言だったのかもしれないが、それにしても、内心で思うことさえ許されない言葉だと思う。生徒はあなたの使い走りではない。
生徒に対して「使えない」などという思考が発生する時点でダメなのだ。こんな思考回路を持った教師を私は信用しない。
私はこの後、不登校になる。このできごとによって学校に行けなくなったわけではないが、きっかけのひとつではあった。
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