見出し画像

私はもう生きづらくない 2023年2月【2】

【A】
昔はよく「生きづらい」と書いていました。今はもう書きません。そのように感じなくなったからです。

学校社会に適応できず不登校、労働社会に適応できず無職。社会に居場所がない。この感覚を「生きづらい」と表現していました。

でも今は違います。相変わらず無職ですが、気持ちに余裕があります。

親と一緒に住んでいて、衣食住の心配がありません。うまくいかなくなったら、その時は国に頼ればいい。そう考えて気楽に生きています。

ただ、ぜひとも国に頼りたいとは思いません。文章、ラジオ、小規模の商売。こういったもので何とか生きられないか。いつもそんなことを考えています。

えらいてんちょう『しょぼい起業で生きていく』、坂口恭平『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』、高村友也『自作の小屋で暮らそう』などの本は参考になります。

はるちゃんの活動も興味深く眺めています。

路上で自作の絵を売って、それを旅費に当てています。ヒッチハイクをすることによって0円で移動しています。食事をおごってもらうことも多いようです。

0円と言えば鶴見済『0円で生きる』という本もあります。鶴見さんは「くにたち0円ショップ」にも関わっています。ここでは文字通り0円で物がもらえます。月に一度、東京都国立市の路上で開催されています。

このように、労働せずに稼いだり、お金を使わずに移動したり、物を得たりすることは可能なのです。

会社員になって週40時間以上雇われ労働するだけが生きる道ではないということです。実例を多く知ることによって、私は気が楽になりました。

ここから先は

594字
月に4記事以上投稿しています。1記事の文字数は1000~1500字ぐらい。社会に適応できない人間のチャレンジです。マガジンの購読は、そのチャレンジを応援する意味を持ちます。応援していただけたら嬉しいです。

著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?