見出し画像

我が家の家庭菜園〜梅雨時期の雨と湿気への対策〜

 6月だというのに晴れ間が続いて、汗ばむ陽気となりました。

日曜に雨は降るようですが、まだ梅雨入りは先になりそうです。

 ここ数日は熱中症に気をつけながらも、庭の草木や野菜の手入れを進めています。

今回は梅雨前にやっておきたい、雨と湿気の対策についての話しです。



雨・湿気への対策について

 梅雨に入ると雨が降る日が続き、湿度も高くなってきます。

いくら植物の生育に水が必要でも、多すぎれば問題も起きやすくなってしまうのです。

 今年は梅雨までに少し余裕があるため、今のうちに準備するのをオススメします。

ここからは雨や湿気の対策について、項目ごとのまとめです。



土の水はけをよくする

 気温も高く湿気が多いとカビや細菌が繁殖してしまうため、野菜が病気になる危険性も高くなります。

そして地中が常に水分で満たされてしまうと根が酸欠状態になったり、根腐れを起こしたりするのです。

そういった状態を防ぐため植え替えのときに、鉢底石を敷いて水はけをよくさせておきましょう。

 プランターなどは底に穴が空いているため、隙間のある台に乗せておくと余分な水分が出ていきやすくなります。

画像3

※うちの庭は水溜りができやすいため、すのこに乗せて1段高くしています。

また不織布ポットなど通気性のよい容器で育てると、余分な水分が抜けやすいのでオススメです。



泥がはねないようにする

 地中にはたくさんの細菌が潜んでおり、雨で泥がはねて葉や実につくと病気にかかります。

畑でワラやビニールなどで土を覆っているのを見かけますが、あれは「マルチング」といい、泥はねを防ぐためのものです。

 うちではアブラムシ対策も兼ねて、アルミシートを敷いて泥はねを防止しています。

画像2



雨がかかり過ぎないようにする

 この時期に気をつけたいのが、雨がかかることで影響を受けてしまう野菜です。

とくにトマトは直接雨がかかったり、急に水分が増えたりすると実が割れてしまいます。

最近は雨の勢いも強く、葉や茎が痛んでしまうため、できるだけ屋根のあるところに移動させた方が安心かもしれません。

 避難させる場所がない場合は、大きい支柱を活用して天井をつける方法もあります。

画像3

※写真手前にミニトマトを置いているので、その上にだけビニールをつけました。

支柱を組む際は工具などを活用して固定させると、台風でも飛ばされず安心です。



風通しをよくする

 育てている場所の風通しが悪かったりすると、そこに湿気が溜まってしまいます。

湿度が高ければカビや細菌が繁殖しやすく、野菜が病気になる危険性も高くなってしまうのです。

プランター同士が密集しないように離したり、葉が茂りすぎている場合は剪定せんていしてしまいます。

 雨避けのために避難させる際も、なるべく湿気が溜まりやすい場所に置かないよにしましょう。



雨天の作業を避ける

 家庭菜園や園芸をしている場合、雨の日に手入れ作業をするのはできるだけ避けてください。

雨が降ることで、土の中にいるカビや細菌の動きが活発なるからです。

人が移動して泥がはねたり、手についたカビや細菌が葉について病気になる危険性もあります。

 そのため種まきや植え替え、剪定(余計な葉を取り除く作業)、見回りなどは晴れた日に行うようにしましょう。



ナメクジやカタツムリに注意する

 紫陽花と一緒に描かれる可愛いイメージの虫ですが、家庭菜園や園芸では天敵といっても過言ではありません。

何しろやわらかい葉っぱや花を食べてしまう上に、そのスピードも早くて被害が大きくなるからです。

見つけ次第退治しますが、寄生虫がいる危険もあるため素手で触らないようにしてください。

 うちでは毎年出現するため、こちらの駆除剤を鉢やプランターの周辺(少し離れた場所)にまいてみました。

他にも駆除や寄せ付けない方法がいくつもあるようですので、いろいろ試してみてください。



まとめ

 ここまで梅雨前に家庭菜園で準備したい、雨や湿気の対策について話してきました。

雨が降り続くと日照不足も心配なため紹介したいのですが、次の記事でお話しさせていただきます。

梅雨は家の中でも湿気が溜まりやすくて憂鬱ですが、この時期を乗り切って無事に夏を迎えましょう。

 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集