我が家の家庭菜園〜土の再生とオクラの植え替え〜
バケツをひっくり返したような大雨から一転、本日は晴れて蒸し暑くなりました。
しばらくは気温が高い上に天気が変わりやすいので、日傘兼用の折り畳み傘が活躍しそうです。
梅雨で雨の動向も気になるのですが、育てている野菜様子も心配になります。
とくにオクラの苗は植え替えたばかりで、その生育具合は気になるところです。
今回は土を再生させて準備し、オクラを植え替えた様子を紹介します。
植え替えるために、土を再生させる
春にスナップエンドウを育てていた土を再利用するため、4月頃から準備をしていました。
ここからは土を再生させた様子を、植え替えまでの工程と一緒に説明します。
①野菜を片づけ終わったプランターに、土ごと黒いビニール袋に入れる
数日間日光に当てることで、土の温度を上げて中を消毒するのです。
他にビニールシートに土を広げて、上から熱湯をかけて消毒する方法もあります。
②①の土を振るって根を取り除いたら、「石灰」を混ぜておく
古い土は、根の成長に必要なカルシウムが流されており、pHも酸性になっている状態です。
野菜が好む弱酸性の状態に土を変化させるために、アルカリの成分を含む「石灰」を加えて調整していきます。
いくつも種類がありますが、使用しているのは有機石灰である「牡蠣殻石灰」です。
牡蠣殻を砕いて作られており、カルシウムや窒素、リン酸などのミネラルが含まれています。
古い土に不足している栄養を補うためにも、こちらを採用することになったのです。
他の石灰と違い、混ぜてもすぐに植えられますが、用心のため日数を空けてから植え替えました。
※家庭菜園での石灰を混ぜる理由や方法については、こちらのサイトを、
有機石灰については、こちらを参考にさせていただいてます。
③植え替え前に「再生材」と「くん炭」を混ぜる
「再生材」は堆肥などが含まれており、固くなって栄養不足になった土の状態を改善させるために使われます。
今回の再生させる土は長期間野菜を育てていたので、こちらの再生材を多めに混ぜましました。
「くん炭」はもみ殻を炭にした物で、保水性や通気性を改善するために使用しました。
また炭なので、有機肥料や堆肥の臭い消しにも効果があります。
※再生材やくん炭を混ぜるのは、植え替え当日に行うことも可能です。
今回は作業の関係で、苗を植える前日に行いました。
④プランターに軽石と③、固形肥料を加えて、苗を植える
苗を植え替える手順は別の記事で話したので、今回省略させていただきます。
<育苗ポットで育てていた、オクラとマリーゴールド>
マリーゴールドは広がって咲くため、オクラと近づけすぎないよう植えていきました。
今回は苗が多いため、新しく購入した茶色の不織布ポットも追加していきます。
不織布ポットの大きさは、5ガロン(19ℓ)サイズを使用。
今まで使っていた黒色の物だと、夏場に熱がこもる危険性があるため、色を変更しました。
最後は水をたっぷりかけて、アブラムシ除け用のアルミシートを敷いて完成です。
植え替え後のオクラ
ここ数日は大雨が叩きつけるような勢いで降ったため、葉や茎が痛んでいないか心配でした。
しかしその分肥料の栄養が十分に行き渡ったようで、どちらの苗も元気に成長しています。
オクラはしっかりと根を張って茎も伸び、マリーゴールドは次々と花が咲きはじめていました。
問題なければこれからどんどん枝が伸びていき、秋口頃にはオクラが収穫できる予定です。
それまでは他の野菜と一緒に、梅雨や虫への対策をしながら成長を見守っていきます。
まとめ
今回は土を再生させる様子と、オクラとマリーゴールドの植え替えをお届けしました。
植え替えが遅くれたため弱っていないか不安でしたが、今は無事成長してホッとしています。
オクラの旬は晩夏ですので、これからも気を抜かずに育てていきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。