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我が家の家庭菜園〜不織布ポットを買ってみた〜

 袋に土が入っているのを見て、「なにをしている?」と思われた方がいらっしゃるでしょう。

実はコレ、布で作られた”園芸用のポット”で野菜や草花が育てられるのです。

 この「不織布ポット」についてと、実際に植えた様子を話します。



「不織布ポット」ってなに?

 ”不織布”とは、作る過程で編む・織るという方法を使わずに繊維を布状にした物です。

手芸のフェルトにも似ていますが、触ってみると生地が分厚く固めです。

この丈夫な布を使った園芸用のポットがこの製品になります。

(第一印象は、買い物バックのようでしたが…)

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 普通の植木鉢やプランターでは、底の方に鉢底ネットや鉢底石を入れてから土を入れます。

これは土の水はけと通気性をよくし、根っこが腐ってしまうのを防ぐためです。

 このポットは素材が布で出来ているため、余分な水分が外に出て行きやすく根腐れを防ぎます。

また水や肥料が全体に行き渡るため、植物の成長もはやくなるそうです。

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購入の動機

 不織布ポットを手に入れた1番の理由は、持ち運びやすさでした。

我が家は山の上にあるため、冬場は霜がおりやすく、平地に比べて雪が積もりやすいのです。

寒波がくる際に移動させることが多く、鉢自体も重たくて毎回運ぶのが大変でした。

緊急時にも素早く動かせるようになるかと考え、試しに使ってみることにしました。


 ブロッコリーの苗を植えたかったので、5ガロン(25.5cm×28㎝・18ℓ)の6個セットを購入。

軽量で持ち手もしっかり縫われており、動かすときも楽に運べました。

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実際植えてみた

 比較のためにプランターと並べて置いていますが、いくつか気づいた点を書き出します。

・土は多めに必要
 鉢底石がない分、土がたくさん入ります。
はじめ多めに入れていましたが、水をやるとどんどん沈んで苗が不安定になり追加することになりました。

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・水やりについて
 水のやりすぎは防げますが、逆に乾燥が心配になります。
育てるの植物によっては、向き不向きが出そうです。

・安定性
 苗の購入時に入っているポットを大きく・運やすくした物なので、丈夫ですが鉢ほど安定感はありません。
中に支柱を立てられないので、ポットのまわりに組んで固定させる必要があるようです。

・ポットの色
 色が黒のみのため、夏場に熱を吸収しすぎて根が痛む心配があります。
(冬場は寒さ対策には適していますが…)
暑い時は置き場所に注意するか、涼しい時期専用に使っても良さそうです。



まとめ

 使っていくうちにわかることもあるでしょうが、扱いやすい印象です。

我が家では野菜用に大きめの物を買いましたが、他にもサイズはあるので用途に合わせて使い分け出来ます。

※実際に購入される場合はサイズを間違えないよう、ご確認ください。

 今後もブロッコリーの様子と一緒に観察してみますので、ご参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


※タイトルを修正しました(2022年1月13日)


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