今日の備忘録 2022/12/14 勉強会
本日は、勉強会に参加。
『野中式事例検討』
ケース会議で定評のあるものに「野中式」と呼ばれているものがある。地域でもこれを実践している仲間がいる。今日は遠方から関係者が来ての講演があった。講演のあとは、仲間の進行による野中方式のケース会議もなされた。
ケース会議の方法論はほかにもある。その中で私が気に入っているひとつは、結論や議論を求めるのではなく、気づきを得るタイプのものだ。ただしそれはそういう約束の元でやるケース会議のときにそうするというものであって、他のケース会議はそうではない。私は喧々諤々のケース会議も大好きであるし、そうしてこそのプロ集団であると思っている。
今日の話だと、野中方式でも支援者間で価値観や目標をすり合わせるために喧嘩のようになってしまうのはむしろアリ、というような話であった。そうは言っても、相手の存在を否定するようなことを言うのはナシだ。
会議の内容は書けない。ただ、肝心の支援の計画を立てるところまではいかなかった。「『課題は何か』までを考えるだけでも意味はある」と言っていたが、講義では「見立てと、実践できる計画までがないような症例検討はやめたほうがいい」とまで言っていた。私としてはアセスメントを広げすぎず先に話を進めるよう、タイムマネジメントをしっかりしてほしかった。
「寄って集って、その人を幸せにする」に至らなかったのは残念でならない。