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読書会『パリの日々』

今日は久々の読書会でした。

私は大学教授の旦那さんの在外研究休暇の1年間に帯同した奥さんと娘さんが書いた本を紹介。(パリの日々)

1980年に一度街角のクレープという題名で出版されていたものが絶版となり、2020年に加筆修正されてまた出版された本だそうです。

大学教授だった旦那さんはフランスオタクのわたくしでも知らなかったな。

言語哲学者って何?って感じですが🙄

ソシュールも知らないし。

最近語学をまた勉強しているのですが、言語が一つだけならこんなに勉強しなくていいのに(特に英語しか喋れないくせに偉そうなアメリカ人が大嫌いでムカついてる)、と思って言語の起源はいつだったのか?と考えて、その関連本調べてて、関連本が難解過ぎて吐きそうになり、息抜きにアマゾンで紹介されてたこの本を読んだのです。

最初は電子版で読んで、なかなか良かったので、中古の状態のいいものを購入。

中身は普通の日々の暮らしのエッセイって感じで、読みやすいです。

旦那さんの話はあまり出てきません🙄

東大文学部卒で大学教授ですから、超エリートで、奥さんも昔にICU行かれてるから、かなりの上級国民、ブルジョワ階級です。

娘さんの名前が【垂穂(たりほ)】というかなり変わった名前なのですが、秋生まれで『実るほど頭を垂れる稲穂かな』にちなんでご夫婦がつけた名前で、国文学者のおじいさん(娘さんから見て)によると、日本書紀や聖書の一節にも載っている古語だそうです。

おじいさんの代からブルジョワ階級というのがよく分かるエピソードです。

娘さんは当時中学校卒業したばかりの15歳で、現地の私立の女子校に通うのですが、よく突然放り込まれて頑張ったよな、と思いました。

通常大学の仏文科で1年かけてやる教科書をなんと1学期で済ませるというスパルタ方式。

学校の先生に個人レッスンもしてもらっていたようです。

寄宿舎生活でカトリック系女子校というのも、自分の高校時代を思い出しました。(自分は通学生だったが、友人の何人かは県外から来ていて、寄宿舎生活をしていた)

その後、大学卒業して、1年働いた後に、またフランスで2年間教師として働き、今は日本でフランス語の字幕翻訳者・手話通訳士をされています。

パトリス・ルコント監督の仕立て屋の恋や、その他結構有名なフランス映画の字幕翻訳を手掛けています。

つい最近観たいと思っていたフランス映画も翻訳されていたようで、へぇ~、と思いました。

今日は久々の参加で女子だけだったので、女子会っぽくて楽しかったです😊

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