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【第2号】なぜ経理部に分析が必要なのか??

こんにちは! 本日も分析ラボ通信の開封ありがとうございます。

今回は 「なぜ経理部に分析が必要なのか?」 という内容をお届けします。
では、早速内容に入りましょう。


なぜ経理部に分析が必要なのか?



■前回のおさらい


前回は、 分析とはどういうものかについて簡単に解説をしました。

分析の定義をおさらいすると 「仮説に基づいて分析対象を検証すること」 でした。
さて、仮説に基づいて分析対象の検証を行うというのが分析ですが、 分析の結果、どんなことに役立てるのか?を今回は考えていきます。


■生きた情報に変える=分析業務


分析業務は、会計処理により集計された情報を生きた情報に変える業務です。

生きた情報とは、
財務会計的には、 会社の実態を正確に会計数値に変換した情報であり、
管理会計的には、 KPIや予算との対比、前年実績との比較など、 経営者や投資家などの情報利用者の視点に立った情報のことです。

ダイエットで例えると、
体重計に乗って正確な体重を測定するのが財務会計的な視点。
計測した体重を踏まえて、現行のダイエット計画をそのまま進めるのか?違ったアプローチに変えるのか?を決定するのに役立てるのが管理会計的な視点になります。

会計数字という形で事実の一側面を捉えること、
そして 事実を踏まえて既存のビジネスモデルの想定との照合を行うこと。

この2つが会計数値を生きた情報に変える活動であり、 分析業務そのものとなります。 言い換えると分析業務は、 「企業が長期安定的に発展していく中での土台を築いていく」という経理部の中核業務を行う上で なくてはならないものと言えます。

経理部を 「会計処理により集計された情報を生きた情報に変える部門」
だと捉えた場合には、 上記の通り、分析は経理部になくてはならないものだと言えます。

今回は以上となりますが、いかがでしたでしょうか?
次号では、分析の肝である「仮説」についてとりあげる予定です。

次号もお楽しみに!



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