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久々にキャンプ~出発前のあれこれ画策編~

長らく控えていたソロキャンプに、とうとう出発できる運びとなった。

と言っても、来月下旬のことなのだけど(待ち遠しい)。

オリンピックも始まるし、相変わらず命を脅かす猛暑は続いているし、月の内にパラパラと色々な予定が入っているしでなかなか日程を決められなかったのだが、それがようやく一段落ついた。

やったぁ。

今回攻めるのは、宮崎県は高千穂町にある、ばるすこやかの森キャンプ場というところ。九州で一番高いところにあるキャンプ場らしい。その標高は何と1200m。日本でもこの高さにキャンプ場があるのは珍しいのだとか。

……というか、キーワード 「九州」「一番標高が高い」で検索したらヒットしたというわけなのだけれど(笑)。

以前から、夏のキャンプとは一体どんな感じなのだろうかと気になっていた。世間の声によると、「虫が多い」「暑い」「焚火には向かない」などネガティブなイメージが色濃いようだ。

では林間にあるキャンプ場ならばどうか? 又は、うんと標高の高い山の上にあるキャンプ場では? と、夏でも楽しめそうなところを折に触れてネット検索していた。

夏という〝陽〟の気に満ちた思いっきりアクティブに動ける季節に野外で過ごし眠るという感覚を一度も味わったことがない私は、どうしてもこの季節のキャンプというものに憧れがあった。昨年秋にソロキャンプデビューを果たしてからは尚更、「いつか夏のキャンプというものも経験してみたい」という思いは強まっていった。

そこで見つけた四季見原すこやかの森キャンプ場だが、口コミのようなものをチェックすると、標高1200mというだけあって、「夏でも涼しい」とか「見晴らしがメッチャいい」とか「虫が少ない」とか「星空が綺麗」とか「天の川の流れるのが見える」とか、読んでいて嬉しくなることばかりが書かれてあった。

「やった決まり! 絶対ここに行く!」

と意気込んだのも束の間、このキャンプ場におけるただひとつの難点に突き当たることになった。

夏でも涼しく、遥か遠くの山々まで見晴らせる展望が魅力のこのキャンプ場は、人気があり過ぎて非常に予約が取りにくいというのである。

しかも営業はゴールデンウィークと7、8、9、10月の期間限定。賞味4か月とちょっとしか開いていない。
更に言うと、ひと月ずっと開いているのは8月だけで、その他の月は週末のみの営業と限られている。
それも、予約は電話受付なども無く、なっぷというキャンプ専門の予約サイトを通してでしか取れない仕組みになっている(なっぷさん、いつもお世話になっております)。
その少ない日数を巡ってキャンパー達が予約ゲット闘争を繰り広げている様が、なっぷのサイトから伝わってくる。予約カレンダーを開けば、人気のある見晴らし◎のサイトはオートサイトフリーサイト問わずほぼ全てキャンセル待ちの『待』マークとなっている。

何とも希少価値の高いキャンプ場である。これほど人気なのだから、ぜひ時節からは平日営業も考えていただきたい。

とりも直さず、自分の予定となっぷのカレンダーを照らし合わせて、家族とも擦り合わせを繰り返し、何とか8月下旬のある日に予約をねじ込むことに成功した。この時の達成感と言ったら、脳内に溢れたドーパミンが耳から垂れ出るかと思った。

さて、この夏はまたひとつ楽しみに待つものが増えた。
キャンプに行ったら、またその時の体験や感想をここに書いてみようと思う。


予約が決まりワクワクが止まらないのでつい書いてしまいました。 (^_^)

この夏私は元気です!

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