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人前で話すのが怖い…そんな私が、ブログを始めた本当の理由

人前に立つと、

心臓が口から飛び出しそうになる。


声は震え、

手汗は滝のように流れる。


頭の中は真っ白になり、

何を話しているのか自分でも分からなくなる…。

私は、極度のあがり症です。

学生時代、授業中の発表は地獄でした。


指名される前から心臓はバクバク、

いざ自分の番になると、

声は上擦り、

用意していたはずの言葉は

どこかへ消え去る。


クラスメイトの視線が痛いほど突き刺さり、

赤面する私を見て

クスクス笑う声が聞こえる…(ような気がする)。


社会人になってからも、

会議やプレゼンは

苦痛でしかありませんでした。


事前に何度も練習しても、

本番では必ずと言っていいほど失敗する。


資料を持つ手が震え、

言葉に詰まり、

しまいには頭が真っ白になって

何も言えなくなる…。


そんな私にとって、

人前で話すことは、

恐怖でしかありませんでした。

でも、逃げてばかりもいられない。

このままでは、何も変わらない。


そんな時、ふと思ったんです。

「そうだ、ブログを始めよう」と。

人前で話すのは怖いけど、

文章なら、自分のペースで、

誰にも邪魔されずに、

思いを伝えられる。


顔が見えないから、

緊張することもない。


最初は、

たわいもない日常の出来事から

書き始めました。


でも、徐々に、

自分のあがり症の経験や、

そこから得た気づきを

綴るようになりました。


すると、

驚くほどたくさんの人から、

「私も同じです」

「勇気をもらいました」

というコメントが届いたんです。


ああ、

自分だけじゃなかったんだ。


同じように悩んでいる人が、

こんなにもたくさんいるんだ。


ブログは、私にとって、

人と繋がるための、

そして自分自身と向き合うための、

大切な場所になりました。


もちろん、今でも

人前で話すのは苦手です。


でも、ブログを通して、

少しずつ、自分の言葉で

表現することの楽しさを

知ることができました。


これからも、ブログで、

私の言葉を紡いでいきたい。


同じように悩む誰かの心に、

少しでも寄り添えるように。

そして、いつか、

この震える声で、

自分の思いをしっかりと

伝えられる日が来ることを信じて。


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