読書記録を全然更新できてなかった、、、 最近読んだ本たちをメモだけしとこ、、、 ・流浪の月ー凪良ゆう 原作良かったから映画も見た。私は原作派。 ・明け方の若者たちーカツセマサヒコ 学生から社会人になった世界の違い、悩みが描かれてる小説。悩みや社会に出て自分が感じた辛さがちょっとリアルすぎるくらいに描写されてて、作家さんがどんな方なのかとても気になった。 ・夜行秘密ーカツセマサヒコ この本は、明け方の若者たちを貸してくれた友人に、カツセさんの本好きだったな、って伝え
恋愛について分からなくなったとき、困ったとき、小説に答えを求めてしまう。 孤独とは。友達とは。恋とは。仕事とは。 この小説は、平仮名が多く使われてて、好きだなと思った。 多くのひらがなで、主人公の繊細さと、世界の捉え方がわかって、おもしろいなあ。 私も自分のことをたくさん話せる方じゃないから、 わかるなあって思うとこもあったし。 うまく言えないけど、好きな小説だったし、はっとした言葉があった。 仕事とか人間関係とか友達とか孤独とか、 最近色々もやもやしていた気
不思議なお話だった。 人と違うということがどれだけ生きにくいんだろう、 人と同じということがどれだけ求められてる世の中なんだろう、 主人公と自分を重ねることはあまりできなかったけど、 それでも 自分の特徴は、今の周りにいる人の特徴が形成していて、入れ替わっていくものだ っていうのは、すごい印象的だし納得した。 じゃあ、 自分が自分っぽい、と思っているものは、実は自分じゃないのか…?他人の要素を引いていったら一体何が残るの…? って思ったし、そこから先はこわく
人の運命って残酷だな。 大学病院編、思っていたよりも自分に医学研究の知識がついてきたお陰か、栗原先生の心傷が生々しく想像できた。 私もこの数年で感じてきた、実際の医療現場に対する絶望と希望、研究者・医療者の苦悩と多忙、全てが詰め込まれていた。 医者ではないけど、医療を少し学んだことで、医療の難しさと残酷さが少しだけ理解できた。 ああ。栗原先生のような、患者のための診療を突き詰める先生の存在が、私のような凡人に希望を与えてくれる。 何があっても、生きていくしか無いのだ
恋って不思議なものだなあ。 人それぞれ全く違う恋に落ちるのに、それら全部を恋という言葉で纏められる。 '動けなくなったら、目を見開いてただ見るんだ。ずっと見ていると、そこは知った場所になる。' これは、すごいいい言葉。心がすっと軽くなる。 どの話も素晴らしく心がきゅんとなって、贅沢な一冊だ。 あと、私は、地の文の表現が詳細なお話が特に好きみたい、って発見があった。
泣いた。久々に、本を読んでこんなに号泣した。 とっても読みやすくて、さらっと読了。 喫茶店でコーヒーが飲みたくなった。 喫茶店に来ている客の人間関係って、おもしろい。 全くの他人で、全然違う性格の人たちなのに、絆が生まれる、不思議さや人の暖かさが感じられる。 この本を通して、人の生死の不思議と寂しさ、生きることの苦しさと綺麗さが、軽やかに描かれていた。 ああ、本っていいなあ。
つめたいよるに 江國香織 なんてやわらかい言葉が上手なんだろう? たくさんの短編に詰め込まれた、様々な人々の心模様。 どれも短いのにすっと引き込まれて、心が動かされたと思ったら、ふっと終わる。 なんて控えめなんだろう 短編集でこんなに泣いたのは初めてかも。 好きなものと好きな人を大事にして、孤独を抱えながら生きていこう。 年をとっておばあちゃんになったら、どんな世界に見えるんだろう? 恐れは消えなくても、でも過去の記憶がわたしを活かすんだろうな。
自分らしく生きるってなんだろう? 人を愛するって、どう定義するんだろう? みたいな悩みが最近ぐるぐるしてたから、これも読んだ。 読んだ感想は、私はなんてまだ人生の深さを知らないのか、と。なんだか、呑気に生きてきたなあと。 これからの人生、いつ何が起こるか分からないんだ。それでも諦めてはいけないのだ。強く希望を持って生きてきた女性たちのお陰で今の社会がある。 女性であることは、なんて大変で、魅力的なんだろう。 瀬戸内寂聴さんがこの本を書いたのはもう50年近くも前..
この本は、twitterで流れてきて、可愛いカバーだな、と思ってた。しかも玉城ティナちゃんが解説を書いているって。気になる、と。 恋愛の悩みなんて近頃無縁だったから、しばらくぐるぐる一人で悩んでた。そんな時、そうだ、恋愛小説で、私と似たような人に会えるんじゃないかと思い立った。本屋さんまで往復1時間かけて歩いて行って、たくさんの小説眺めてたら可愛いカバーが目に入ってきた。 帰って読み始めたらびっくり。今の私にぴったりの本だった。 大人になるって、秘密を抱えることなのかも
この本をはじめに知ったのはいつだっけ?確かTwitterで流れてきて、タイトルに惹かれて即アマゾンでポチった。 所謂この種のエッセイを購入して読んだのは初めてで、時代の流行りに乗った感覚がした。見た目がとっても綺麗。Fさんのインスタのストーリーで見た写真の数々が連想された。最近よく思うけど、やっぱり視覚に訴えるって重要よね。 数々の知見が書いてあった。読むにつれて人生の儚さ、短さを感じてしまった。いや、読み始めた頃から、というか、この本を買おうと思ったの時にすでに感じてた
この本は、巷で流行ったあの頃に母から読みな、と渡された本だった。 結局ほとんど読まず本棚で眠ってしまって、知らぬ間に元号も変わり、読まない間に時代が随分変わってしまったな。と、思っていた。 読む前までは、きっとこの本には一昔前のちょっとお堅いコトが書かれているのだろうな〜と思っていた。 しかし、違ったのだ。時代はほとんど進んでいない。女性の社会での生きずらさ、不平等さはまだ根底に残っている。そのことに、来年から社会に出る女性として、ちょっと失望してしまった。 結局、女
大好きな映画だった。 小学2年の頃、当時の親友とどハマりして、アシタカやサンの絵や作品を山ほど作り、あの世界に熱中した。 あれから程なくして波乱の女子同士の大喧嘩をしてその親友とはやむなく縁を切らざるを得なかったのも予想してなかったけど。今思えば、この映画にハマる小2って、どんな子供だったんだ… おとなになった私が、大好きだった映画をスクリーンで観れるとは、感激すぎて、言葉がない。今の私がもののけ姫を見て感じた事を残したくなった。 1番の驚きは、「生きろ。」というメッ
一言で言うと、プロの世界を覗けた気分。 誰もが憧れる、世界的ファッション誌voge 一切の妥協の無さ、才能の衝突 それでも、誰もがファッションを通してこれが自分のスタイル、と自信を持って自分を表現している。 そうだよね、ファッションって、自分を表現するものなのよね。 “誰が何と言おうと、自分の審美眼に適ったものしか身に付けない” 何それ、かっこよすぎ。 今まであまりこだわり持ってこなかったけど、自分が美しいと思うものを常に感じて、それを表現できる、そんな彼らのよ
「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」 若林正恭 本を読んだり、人と話して、心に残った言葉があっても、正確に思い出せない事が、私はよくある。 この本を読んで感じたものを、後で思い出したいと思って、noteを始めた。 オードリーはすごい。久々にラジオを聴いて、オードリー熱が再燃してしまい、そして丁度人生一の病み期だった就活期が重なり、若林の言葉が読みたくなった。 前にも若林の本を借りた友人が丁度勧めてたこの本を早速借りた。借りてよかった。 心に響いたことがいく