「もののけ姫」
大好きな映画だった。
小学2年の頃、当時の親友とどハマりして、アシタカやサンの絵や作品を山ほど作り、あの世界に熱中した。
あれから程なくして波乱の女子同士の大喧嘩をしてその親友とはやむなく縁を切らざるを得なかったのも予想してなかったけど。今思えば、この映画にハマる小2って、どんな子供だったんだ…
おとなになった私が、大好きだった映画をスクリーンで観れるとは、感激すぎて、言葉がない。今の私がもののけ姫を見て感じた事を残したくなった。
1番の驚きは、「生きろ。」というメッセージの強さ。子供の頃は全く気づかなかった。きっとあの時は幼くて、生きていることが当たり前だったんだ。人生にリミットがある事なんて、理解してなかった。定めに向かって人は皆生きているのに。
そして、若さと老い。若いことって素晴らしい、一生においてほんの短い間なんだろう。今この時を大事にしないと。
他にも、女性の強さと社会における弱さ。自然の脅威。人間のエゴ、文明のもたらすもの。
公開から20年以上経った今でも解決してないこれらの問題が、こんな前から叫ばれていたなんて。
最後に、アシタカやサンの強さは、やっぱり憧れ。"バカ"と言われるほど真面目に正直に生きている姿が、やっぱり美しくて。彼らに一歩でも近づけますように。
そして、サンの声、石田ゆり子さんがやってたなんて知らなかった。大好き。
こんな名作と同じ年に生まれて、幸せだ。これからも一緒に生きていこう。
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