「女性の品格」
この本は、巷で流行ったあの頃に母から読みな、と渡された本だった。
結局ほとんど読まず本棚で眠ってしまって、知らぬ間に元号も変わり、読まない間に時代が随分変わってしまったな。と、思っていた。
読む前までは、きっとこの本には一昔前のちょっとお堅いコトが書かれているのだろうな〜と思っていた。
しかし、違ったのだ。時代はほとんど進んでいない。女性の社会での生きずらさ、不平等さはまだ根底に残っている。そのことに、来年から社会に出る女性として、ちょっと失望してしまった。
結局、女性は女性として強く生き抜いていくしかないのだ。そのために装備するべき内面・外面の品格は目眩がするほどたくさんある。
強くしなやかな品のある女性になるのは本当に大変な道のりだろう。自分の日々の怠惰さやコミュニケーションのサボり様を大いに反省した。
社会的に強く、自立した女性とは、どのような姿なのか。自分の理想とする姿を追い求めていかないと、現在の社会でも生き残れないのだろう、きっと。
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