見出し画像

「褒めどころ」と「喜びどころ」を知って、笑顔の連鎖を作り上げよう!

子供を褒めて伸ばしたい。
「褒めどころ」を質問されたので書きます。

「褒めどころ」を知るには、「喜びどころ」も知る必要があります。
なぜなら、日本人の多くは「喜びどころ」を褒め、「褒めどころ」をあまり見ていないケースが多いから。

「褒めどころ」

努力したこと、試行錯誤した部分が褒めどころ。
褒められたときの子供の目の輝きは、自信であり、自己肯定感、次への希望となります。

山ほどある褒めどころを具体的にいうと・・・

折り紙を手にして、何度も折ったり伸ばしたりして完成させる。
テープを貼っては剥がす、空き箱の工作や積み木も同様。
ベットの上ででんぐり返しを繰り返す。
泳ぎたくてお風呂で潜って遊ぶ。
歌を奏でるように九九を楽しむ。
虫を捕まえようと、網と虫籠を引っ張り出し、靴や帽子も準備する。
これも褒めどころです。

褒めどころを探せば、無数に出てくる。
子供の遊びには、褒めどころが満載です。
頑張ったんだから、褒めてあげよう!


「喜びどころ」

成功は喜びどころであり、決して、褒めどころではありません。
成功したとき、子供は大喜びしているはず。
だから、一緒に大喜びするんです。
両親が喜んでくれたら、子供の喜びは爆発的に膨らみます。

なぜ、成功が誉めどころではないのか?
それは、こんな感情の流れになることが多いから。

1、成功すると誉めてもらえる
2、成功しないと誉めてもらえない
3、成功するかわからないことには不安を感じる
4、失敗を恐れる
5、挑戦が怖くなる

自己肯定感も、一歩踏み出す勇気も減少していきます・・・。

単純明快に考えればいい。
テストや鉄棒など、何かを達成したときは「喜びどころ」
子供が喜んでいるんだから、一緒に大喜びしよう!
それだけのことです。


笑顔の連鎖を作り上げよう!

遊びを通じて子供の「褒めどころ」と「喜びどころ」を一緒に楽しむと、子供の心は一気に成長します。
そもそも、遊びは100%前向きだから心が解放される。
前向きの姿勢は、好奇心も全開!
そんなときに子供が発見したことは全てが「褒めどころ」です。
100%の好奇心を褒められたら、どんなに嬉しくて目が輝くことか。
そして、遊びを達成したときに大好きな両親も一緒に喜んでくれたら、どれほどの喜びと心の安心感を覚えることか。

今、日本には不登校でしょんぼりした生活を送ってる子や、様々な問題で笑顔を失った子供が大勢います。
しかし、本気の遊びの中で「褒めどころ」と「喜びどころ」を正しく使った場合、ほとんどの場合、遊び始めてから3時間くらいで子供の目が輝きます。

ただし、大人が子供に褒めてもらえるくらい本気で遊びに取り組み、大人の喜びを子供も喜べるように、本気で喜ぶ必要があります。

ぜひ本気で遊んでください。
子供だけではなく、大人の心も弾みます。
すると、笑顔の連鎖が始まります。


ちょっとPR

子供の心が育つ本気の遊びと、大人への学びを講座・講演などで提供。
そして遊びの実技。アウトドアレジャーの企画運営も行います。

子供の心は「あそび」を通じて劇的に成長する。
そのための大きな秘訣をご両親に学んで頂くことで、子供の心の成長は一気に加速します。

不登校、発達障害・・・子供の笑顔で悩む方。
鼻血が出るほどの喜びを子供に伝えたい方。
子供に心からの笑顔を届けていきましょう!

アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて36年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治

いいなと思ったら応援しよう!