![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144973076/rectangle_large_type_2_899ad8a591456a29659e9fb26b9e9bec.png?width=1200)
【読書感想】管理しない会社がうまくいくワケ
こんにちは。
「管理しない会社がうまくいくワケ - 自分の小さな「箱」から脱出する方法《ビジネス篇》」(著・アービンジャー・インスティチュート、訳・中西真雄美)を読みました。
内容
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」の実践版ということで、外向き思考を実践する(箱の外に出る)ためのマインドセットについて説明している。
外向き思考のメリットを具体的な例を元に説明し、そのあと実践のためのステップや必要な要素を解説している。
主張は最終章にまとめられているが、それまでの章を読まないと腹落ちできない文章なので、前から順番に読んでいった方が良さそうです。
メモ
行動を変えるより先にマインドセットを外向き思考にすることが大切
相手が変わるのを待ってはいけない。まずは自分のマインドセットを変えるべき
人に十分な責任を与える。計画の立案から全員に情報共有できるようにする
自分と他人の間に距離をつくるような無用な差別や区分けをなくす
自分の権限の範囲内でよいので、システムやプロセスを外向き思考に改善すべき
外向き思考になるような評価基準を作らないと、内向き思考の組織になってしまう
外向き思考の3ステップ(実行している人の行動ステップ)
周りの人の状況に目を向ける:
自分の行動が影響する人や組織を知る
相手のニーズ・目的・課題を把握して、それをクリアするために自分にできることを考える
相手の役に立つように適した努力をする
相手に与えた影響を評価する
自分の行動が役に立ったかどうか確かめなければ、自己中心的な行動と同じ。
関連記事
・前作の感想
・以前読んだ『「自信がない」という価値』でも似たようなことが書かれていました。相手から見て「行動を予測しやすい人」になれば、相手との関係を作ることに役立つという話でした。