【読書感想】ザ・ゴール2(1)
こんにちは。
『ザ・ゴール2(エリヤフ・ゴールドラット 著 三本木 亮 訳)』を読んでいます。まだ途中ですが、メモしたくなったので一旦感想と合わせて残しておきたいと思います。
メモ1:複数の”好ましくない結果”から”コアの問題”を見つける方法
テーマを決める
例えば、自社の経営について、業界の動向について、キャリアについて、等
割と漠然としていても良さそう
”好ましくない結果”を10個以上書き出す
出来るだけ視点が偏らないようにバランスよくあげる
”好ましくない結果”とは、対象としている仕事の中で困っていること、懸念事項、物事を良くない方向に導く現象などのことを指す
”好ましくない結果”リストから2~3個を使って、因果関係で結び付ける(連関図法のようなイメージ)
作った因果関係を起点として、リストの他の項目と結び付けられないか考える
他の項目と結び付けるために必要な条件や現象を想像しながら、論理が通るように付け加えていく
全ての項目をつなげるまで時間をかける
全体を眺めて、”コアの問題”を見つける
ここまでくると、自然と見えてくるらしい
ここはセンスが必要だが、連関図を時間をかけて作れば、それぞれの項目について深く考えているので、表面的な気付きでは終わらないようだ
”コアの問題”が解消されれば、”好ましくない結果”リストの全ての項目が解消される
なので、”コアの問題”の解消に注力することが大切
”好ましくない結果”がすべてなくなると、行動が変化する
メモ2:問題を解決する
まずは問題の構造を把握する(”コアの問題”を見つける)
”コアの問題”が目標に対してどのように作用しているかを書き出す
”コアの問題”は何かの目的を達成するために起こっていると考える
つまり、”コアの問題”が目的達成の必要条件になっていると捉える
”コアの問題”の他に、目標達成のために必要な条件を考えて書き出す。
”コアの問題”とコンフリクト(背反、ジレンマ)を起こす条件を考える
コンフリクトを解消する方法を考える
”コアの問題”は何を”仮説”(前提)としているかを考える
その”仮説”を見直すことでコンフリクトが解消できないかを考える
新しい仮説が成り立つような解決方法を考える
ここまでの感想
全6章のうちの4章まで読みました。
残りもそこまで時間がかかりそうではないんですが、メモリたいことを忘れてしまいそうなので、一旦ここで区切ることにしました。
1冊目のザ・ゴールを読んだのは2015年頃なので9年位前なので細かいストーリーまでは覚えていませんでしたが、仕事に対する考え方についてはかなり影響を受けたと思います。今回のストーリーは1冊目から10年後のお話のようなので、たまたまですが、丁度よいタイミングだったかもしれません。
(1冊目も読み返したら感じ方が変わってるだろうなぁ…)
普通にストーリーとして面白いと思います。TOCの考え方が学べる風ではありますが、正直感想としては、ただ面白いだけです。都合よくピンチになったりチャンスがきたりするので、スカッとするというか、そんな部分が面白いんだろうな、と思います。
TOCを学ぼうとして読みだした人はどう感じているんでしょうか…
最近知ったTOCの本とか読んでもこの本の考え方からつながるようには感じられない…
あと、家族の問題にも使えるような書き勝たされていますが、主人公の子供が素直すぎるので”都合が良い”感が凄いですね。親がこんなことやりだしたときに、イライラしている子供が素直にやってくれるとは想像できません。この辺は説得力がない気がします(本筋と関係なさそうなんでいいんですけど)
と、文句は色々ありますが、面白いし、前向きに読めば勉強になるので、この後も読みたいと思います。
今日は以上です。