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【ワクを超える人】「マグロの一本釣り」がしたくて経験ゼロから収益不動産に飛び込みました!

で、初回の企画はどうする?

こんにちは、ADワークスグループ人事部です。

前回(ADワークスグループ人事部、公式noteを始めます。)、このnoteの立ち上げ経緯をつらつらと書かせていただきましたが、今回からいよいよ本格始動します!

「創業130年を超える霞が関の不動産企業」の字面が醸し出す、どうしようもなくお堅い印象をなんとかしたい!本当は「永遠の創業5年目かよ!」と自分たちでもツッコミたくなるほど青臭い「ベンチャー気質」なのに……

それを、なんとかして求職者の皆さんに知ってもらいたい!

霞が関のオフィスの片隅で悶々と抱え続けてきた想いを、このnoteにぶつけようと立ち上げたわけですが、

問題は、

記念すべき第1回をどんなコンテンツにするか?

制作に協力してくださるライターさんたちと一緒に企画案のリストを眺めてはけんけんがくがくの議論の末、

記念すべき初回は、

「マグロの一本釣りがしたかった女」

に登場してもらうことに決定しました!

「ワク」がテーマじゃないんでしたっけ?

ADワークスグループにマグロの一本釣りをしにきた女──

それが、株式会社エー・ディー・ワークスの誇る収益不動産事業、営業エースの小川晶子さんです。

このnoteのコンセプトは「ワクを楽しみ、ワクを超える ワク×ワクnote」ですが、

小川さんは「この人、そもそもワクの存在自体を認識していないんじゃないか……」と思ってしまうほど自由で怖いもの知らず。

でも、彼女が持つ「自由に、どこまでも軽やかに挑戦していく感じ」は、まさに、求職者の皆様に伝えたい「私たちらしさ」なのです。

そこでワクを楽しみ、ワクを超える前に、そもそもワクを認識していないんじゃないか疑惑のある人材を投入することにしました!

前置きが長くなってしまいましたが、わが社が誇る「マグロ一本釣り師」小川さんに登場していただこうと思います。

20億円超の契約、お疲れ様です

──小川さん、「ワク×ワクnote」へようこそ!(今日も釣ってますね!)

小川さん(以下、小川):呼んでいただいて、ありがとうございます!

一本釣りポーズをする小川さん

──明日も大きな契約が控えているとか。

小川:はい!都内某所にある、契約金額20億円以上の一棟ビル物件です。

──そんな大事なタイミングに。

小川:大丈夫です、あとは明日の契約締結を残すのみなので。

小川さんが所属する収益不動産事業部は、ビルやマンションを一棟まるごと仕入れ、バリューアップ工事を施したあと、物件を再び市場に出して販売するお仕事をしています。

10億円、20億円、時にはそれ以上の大きなお金が動く「収益不動産」は、不動産事業の中では昔から花形の仕事の一つ。

一般的に、新卒で不動産業界に入ると、住宅・オフィスの賃貸やマンション販売などで経験を積んだのち、ビル一棟など、より大きな金額を扱える「収益不動産」へステップアップしていきます。

──小川さんって、入社されて3年目ですよね?

小川:はい!そうです。新卒から2社を経験したのち、株式会社エー・ディー・ワークス(ADワークスグループのグループ会社)に入社しました。1年目は不動産の小口化商品の営業をしていて、2年目から収益不動産の売買に携わっています。

──収益不動産の売買には興味があったんですか?

小川:それはもちろん。やっぱり不動産業界にいる以上、いつかは大きな売買をやりたい気持ちはありましたね。安易かな(笑)。水揚げ漁のプロ!も楽しいけれど、「マグロの一本釣りがしたい!」と思っていました。

実は一棟収益の販売に異動が決まったとき、あいさつに伺った提携先の金融機関さんから「マグロの一本釣りですね」と言われた経験がありまして。すごく印象的だったので、この表現を使いました(笑)

小川:(物件や大切なお客様を「魚」に例えるのは、コンプラ上ドキドキするな……)新卒からずっと不動産業界にいて、1社目では賃貸仲介の営業、2社目は不動産総合デベロッパーで賃貸管理業務を担当していました。

不動産業界にいたとはいえ、異動した時点では「収益不動産の販売」に関してズブの素人でした。

──(なかなかチャレンジングな人事ですね……)

「専門用語がちんぷんかんぷん」からのスタート

小川:異動した時点では、本当に、何にも知らなかったんですよ!

──そもそも不動産の小口化商品と一棟ビルの収益不動産だと、扱う金額がゼロ3つくらい違いますよね?

小川:そうですね。小口化商品は500万円から、一棟ビルは10億円以上がボリュームゾーンなので、取り扱う金額だけでも200倍は違いますね。

──他にも違うことだらけでは……?

小川:はい。2年前に異動した時は、収益不動産の用語をまったく知らなくて……。「一種単価」とか「専有坪単価」とか。言葉の意味も計算の仕方もわからなかったんです。賃料の単価はしょっちゅう計算してたけどなあって。

ある時、仲介会社さんに「出口のキャップ感(期待利回り)って、どのくらいですか?」と聞かれて、「え、キャップ感……???」とフリーズしたこともありました(笑)*。

──ほほう……(このエピソードを会社の公式noteに載せて大丈夫なのだろうか……)

*人事部註:あくまで「未経験者でも挑戦できる体制と環境があります」とお伝えするために採用したエピソードです。異動して間もない方には、専門知識を身につけた者がサポート役としてしっかり伴走しています(キリッ)。

異動から1年でレジェンドに

──ちなみに、一番最初に売った物件って覚えてますか?

小川:もちろん! 都内某所にある、1階が店舗で2階以上が事務所の一棟ビルでした。昭和63年築の私と同世代の物件で、10億円台半ばでしたね。

──おおー、いきなりその額ですか。異動から1年で営業エース、そのおよそ半年後に課長に昇進した実績は社内でレジェンドになっています。

小川:いえいえいえいえ……そんな。もう日々勉強です。まだ知らないことばかりで。

──(やっぱり人事部を前にすると謙虚にならざるを得ないか……)ところで、収益不動産販売で結果を出す秘訣って、小川さん的には何ですか?

小川:やっぱり「愛」ですね!

収益不動産で結果を出す秘訣は「愛」

その物件をどれだけ愛せているか。自分が大好きな、かわいい物件を買ってもらいたい。そのためなら設備のことなど詳しく知ろうとします。

すると、仲介会社の方から質問をされてもすぐに答えられるようになるので、信頼感に繋がりますし、日々の細やかな情報交換にも生きてきます。ただただ、その積み重ねかな、と。

──(ピュア……!だけど、やっぱり人事部の前だからな……)

小川:あとは、尊敬している先輩や上司を見ていて、自分の引き出しを増やし「不動産以外の話」ができるようになることも大事だと感じます。通勤時間に経済ニュースを毎日チェックしたり、どんな話題にもついていけるようにスポーツやカルチャーにもアンテナを張ったりしています。

上司の凄腕営業の男性は、政治や経済はもちろんK-POPにも詳しいので、負けたくないな、と日々努力してます(笑)。

──(地道……!だけど、やっぱり人事部の前だからな……)経験ゼロから収益不動産販売の世界に飛び込んで、たちまち営業トップってすごい秘策があるのかなと思いますが、いたって地道な努力の積み重ねなんですね。

小川:あ、はい、コツコツやってます。

──地道にワクを超えていくマグロ一本釣り師の姿、同僚ながらなんだか胸を打たれました。ありがとうございます。明日の20億円超の契約、頑張ってくださいね!

記念すべき初回は、成功したのだろうか……

大切な商品やお客様を「マグロ」や「お魚」に例えていいのだろうか……

必須ワードを知らないまま営業の現場に立っていたことを暴露していいのだろうか……

人事部としてはヒヤヒヤする場面が多々ありましたが、そういう部分も、ちゃんと見せよう。イイトコだけ見せる企業noteにはしたくないし。そう腹を括ってこれからもヒヤヒヤワクワク続けていこうと思います。

次回も引き続き、小川さんに登場いただいて、彼女のワクを超えた(無視した?)ワークスタイルについて聞いていきます。

ADワークスグループに興味がある方も、まだない方も、温かく見守っていただけましたら嬉しいです。

これからも、ADワークスグループ人事部の、ヒヤヒヤnote、いえ!ワクワクnoteをお楽しみに!