コロンビア ラ・ルイサ農園・ラム
今週の週末焙煎は、コロンビア。なんとラムの樽で発酵させたコーヒー豆ということで、興味津々です。購入は生豆本舗から。
生豆の色は個性豊か。袋を開けた瞬間に発酵した華やかな果実の香りが立ち込めます。
普段のハンドピックの基準だと厳しそうだったので、良質なピーベリーはそのままに、左のような欠けている豆、貝殻豆を中心にピック。真ん中の色、右の大きさも割とはじきました。252g中27gをハンドピック。
本日のサンプルロースターの一コマ。
焙煎はお勧めのシティにしました。1ハゼは割と遅く、やや控えめな音で始まり、40秒ぐらいの短めで終了。そこから火を抑えて、2ハゼが聞こえてきたら煎り止め。
いい感じのフルシティなので目標達成です。
抽出は中粗挽きのコーヒーを86℃で抽出。30秒点滴をしている時に、梅酒のような香りがしました。その後はドリップ。
スッと鼻を通る果実の香り。ジューシーな酸味とほのか塩味。苦味もグッと後半からきます。
ここでロン サカパ23の登場です。グアテマラの「雲の上で熟成したラム」。
コーヒーの次にラムを飲むと、ラムの香りと風味がコーヒーと合わさって香ばしい味覚に変化。今度はラムを先に飲むと、ラムの甘味にコーヒーの心地よい苦味が加わります。