すごいアドリブ力!212「ストレスを超えるアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
現代人の抱えるストレス。これはどこから来るのか。
「○○」は気付かないうちにストレスになって積み重なる。
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]我慢
(『自己受容』折本光司(アートヴィレッジ)より引用 P112)
まえがき
ストレスは生きていく上で避けられないもの。どう対処していったらいいのでしょうか。
ストレスの出どころ
「では、ストレスはどこから、湧いてくるのでしょうか?
逃れられない現実に向かう時、何とも言えない『嫌』という気持ちが湧いてきます。
たとえば、主婦の毎日の掃除、洗濯、ご飯を作るという逃れられない作業などは、『嫌』という思いのままやっている人もいると思います。これは終わりなき毎日の作業ですから深刻ですね。
また、仕事で取引先との交渉ごとや職場での人間関係など、自分から求めているわけではないけれども、こなさないといけないことが多く『嫌』の思いは湧いてきます。この『嫌』が『我慢』となり積み重なってストレスとして心の中に蓄積されていきます。
この『我慢』は気付かないうちにストレスになって積み重なります。
(中略)
ただ、そうは言っても、個人に降りかかるストレスはやはり苦痛で、越えがたいこともあります。しかしそのストレスが、この社会の枠組みの中で自分の経験や環境によって形成された自己概念、すなわち『こころ』が作っているとしたらどうでしょう。
(中略)
やはりこの自己概念が、自分の当たり前を作っており、その当たり前に合わないからストレスになっていると言えます。自分の作った枠(概念)には収まらないと感じる『心の乱れ』です。多くは感情として放出されますが、身体的に反応することもあります。」
(前著より引用 P111-114)
あとがき
ストレスを軽減するには、より大きいストレスの場に自分を置いてみる。たとえば、アジアの奥地に行って、そこでの生活を体験すると、日本の素晴らしさが分かる。水や食料が足りないという、生存のストレスを体験してみるといい、と筆者は言う。
しかし、その社会で生きることによるストレスは、それはそこで生きている者にしか分からない。だからこそ、ストレスの出どころを認識することが大切になる。ス
トレスは消えないが、自分が感じているストレスを、自分が認識することが、ストレスを軽減する第一歩である。そして、そこから自分なりに前に進んでいく。つまり、自分が自分を認識し、自分の長所に注目し、自分を認めていく。それがストレスを超えるための条件である。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:ストレスを超えるアドリブ力は、ストレスを感じている自分を認識することかで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、しんきろうさんの画像です。ありがとうございます。
流れる水彩の色彩のアドリブ。
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