『「いき」の構造』を読んでいる① 読書実況
おそらく2年以内に買ったのだと思われる。詳しくは覚えていない。
だが、読もうと思ったきっかけは覚えている。
「それなりに本を読んできたので、そろそろ岩波文庫にチャレンジを…」
という気持ちだった。
買ってからすぐに読んだが、さっぱり分からずに諦めて積読になった。
最近になって、図書館から借りた本の積読がほとんど無くなったので、手元にある本を読もうと思って昨日の夜から読み始めた。
相変わらず難解で1.5hで30ページちょっとしか読めなかった。ページ数とそれを読むのにかかった時間を考えるのは、忙しい現代人らしい考えだと思っている。けれども、あまりよろしくないとも思っている。
意味が分からずに読み直すことも多かったが、読みながら考え事をしていて読み直すことも多かった。集中して読んでいても分からないのに、考え事をしていたらさっぱりわかるはずがない。こういう時は文字を追っているだけで何も頭には入っていない。
なんとなくで30ページ過ぎを読んだ所(三まで読んだ所)で書くと、
という内容だと思う。
①は「いき」という言葉が日本語特有のものなのかを調べるという目的があって、書いてあった。全く意味が分からないフランス語やドイツ語を例に説明されていたのを覚えている(フランス語やドイツ語を調べる気持ちにならなかった)。そして結論すらも把握できていない。
②は「いき」という言葉には、媚態、意気地、諦めの3つの意味があって、それぞれどういう意味か書かれていたがよく分からなかった。最後にこれら3つの意味を統合して考えられていたがそれも分からなかった。
若者言葉で「あいつイキっている」と使う時のイキは意気地の意味としての「いき」なんだろうとは思った。見栄を張る、プライド的な「いき」なんだろうと。
と、まあ今のところはこんな所です。失礼かもしれないが、こういう難解な本を読むと学校でやった国語を思い出す。「意味わかんねぇ~」と思いながら読んでいる感覚。こんなのが授業で続けば面白くないかもしれない。今は積読しているから、という自分の完璧主義みたいな所と「いき」というユーモアな概念を理解したいという好奇心で読んでいる。
とにかく単語が今では全く使われないものばかりなので、意味が分からない所が多すぎて大変です。
では。