発達障害とライフハックについて
[発達障害ライフハック]という考え方
今回は[発達障害ライフハック]についてのお話です。
このnoteを通してお話した通り、発達特性を持っている人達はその特性ゆえに様々な困り事を抱えています。
ですが、中にはそういった困り事に対して[ライフハック]で立ち向かっている人達もいます。
この[発達障害ライフハック]という概念が、発達障害と前向きに向き合おうとする当事者の間でトレンドになっています。
特性は消せないけど、何かしらの工夫でカバーできる余地はある
例えばカバンの中身を整理できないなら、カバンの中に小さなポーチを複数入れて、ポーチ単位で物の把握をする。
メモを取るとき敢えて付箋を使う。
覚えておくべき事を自分のメールアドレスに向けて送る。
こういった一工夫を以って、人並みにできない事を補うようにしている人達がいます。
発達特性と付き合っていく事
発達障害については何かしらの方法で[治る]ということはありません。
ある程度の改善が見える事はありますが、基本的には難しいでしょうし、[障害]である以上、治るというものではありません。
それでも私達の日々は続きます。
日々が続く以上、当然ながらその日々をより良く過ごしていきたい。
そう考えるのは誰しも同じ事です。
もし発達障害部下が、[発達障害ライフハック]の概念を知らなかったら
ぜひこういった概念があるという事を教えてあげて頂きたいと思います。また、ライフハックは1人で考えるよりも、上司の方と考える方が確度が上がります。
ぜひ一度、発達障害ライフハックを試してみてはいかがでしょうか。
【宣伝】発達ハックコンテスト
3月31日に、ロフト9にて発達障害ライフハックコンテストが開催されます。
そこに向けて、コンテストでは事前に発達障害当事者のライフハックを募集しています。
募集方法はツイッターで#発達ハック とつけて呟く。
もしくは#発達ハック とつけてnote投稿でもOKです。
私が発達障害の診断を受けた当初、ネットには発達障害のネガティブな記事が溢れていました。
その中で[ライフハック]をもって発達障害と立ち向かう方を見て勇気付けられた事を覚えています。
発達特性に対してライフハックで挑む。
こういった考え方があるという事も、ぜひご存知下さい。
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