シェア
久保龍雲
2019年3月14日 10:17
前回、私は「浄土真宗の教えや法話を正確に理解すれば獲信できるはず」と考え、むさぼるように教えを学んだ日々について書きました。しかし結果としては何も変わりませんでした(※第六章を参照)。追い詰められた私は念仏(なむあみだぶつ)に注目することにしました。念仏・・・古臭いが重要なもの当時の私の心境は、「浄土真宗の教えを正確に理解しても獲信できなかった。一体何をすればいいのか?」というものでし
2019年3月10日 10:08
前回まで、親鸞会を退会した私は、死の問題を解決するために浄土真宗の獲信者(ぎゃくしんしゃ)を探した話を書きました。本で読んだ妙好人と同じように、浄土真宗の救いを疑いなく喜ぶその姿に驚かされたものです(※第5話を参照)。葛藤(かっとう)の始まりあきらめずに情報収集を続けていた私は、数人の獲信者と思われる人々と知り合いました。なぜ私はその人々を獲信者だと思ったのか? それは妙好人の特徴と一致してい