子ども達と『無人島サバイバル生活』をして感じたこと
子ども達と毎日遊んでいる中村遊太郎です!
東大ママが経営する学童保育に勤めたり、400組以上の親子が参加する子育てのオンラインコミュニティの運営をしたり、昨年は自転車で日本一周をしながらその様子を子ども達にリアルタイムで届けたり。今は子ども達が本気で遊べる居場所を作る活動の代表をしたりしています。
さて、先日に子ども達との『無人島サバイバル合宿』を開催しました!
サバイバルをする中で、「どんなハプニングや失敗があるのか?」「どんな挑戦や感動が生まれるのか?」
そんなことをワクワクしながら無人島へ出発!
しかし、子ども達は想像以上にヤバかった。子ども達は僕の想定を遥かに超えてきて反省した。
そんな気づきや、感じたことを赤裸々に書きました。
無人島での最大の気づき
子ども達と『無人島生活』をして僕が最も感じたことは、「大人は子どもをなめすぎてる。」でした。
というのも、無人島でサバイバルをして僕は、
『子ども達一人ひとりの可能性』を今まで以上に強く感じたんです。
「みんなとんでもないポテンシャルを秘めてるんだ」という実感です。
なぜなら、僕が主催したこの無人島企画は、
「サバイバル体験」といった生半可なものではなく…
『ガチサバイバル』だから!
大人でもめっちゃ過酷だった!!
正直、子ども達は文字通り死ぬほど大変だった思います。
どんな状況だったか少しだけ紹介すると、
日陰がない、エアコンもない。
風呂もない、ベッドもない。親もいない。
大人スタッフは、ほとんど手を貸さない。
子ども達は自分のことは自分でやるはあたりまえ。
それどころか、「生きるための労働(火起こし、魚釣りなど)」も全て自分たちでやる。
もちろん、お腹が減っても、ご飯を食べたい時に食べられない。ご飯の準備は調達と火起こしから始まって、子どもたち自身で作る。唯一持って行った食料である米は、炊いたけど芯が残ってた。
そして、カリキュラムもルールもない。
子ども達は”遊び”も準備も片付けも、
「いつやるか?」さえ誰にも決めてもらえない。
そんな中で、彼らは「何するか?」「どうやるか?」「何をして楽しむか?」をすべて、自分で真剣に必死に考えてた。
子ども達はみんな、無人島なんて初体験なのに。
自分で考えて、自分で決めて、
自分で判断して、自分で行動してた!
自分なりに工夫してた!自分なりに挑戦してた!
しかも「努力」というより『夢中』という感じだった。
きっと彼らは自分なりの”楽しい”を見つけたり創造したり、全力で面白がったりしてたんだと思う。
僕はシンプルに、
「子どもってすげぇ。」
ということを強く感じました。
大人の想像を遥かに超える子ども
企画の段階では運営メンバーと一緒に「泣く子が出るかも。大喧嘩するかも。」などと想定し、その時の対応を真剣に考えたりしていたけど…
そんなのは、全くもって不要だった。
完全に「子ども達をなめすぎ」だった。
彼らは泣くどころか、最後までみんなで力を合わせて、一人ひとりが全力で楽しんでた!
「ご飯が美味しくない」くらいの小さな愚痴すら、
誰一人として漏らさずに乗り越えた!
巨大なテントも子ども達だけで協力して建てた。
炎天下の中で、数時間も島中を散策したり、牡蠣を採取したりしてた。
誰に指示されたわけでもなく、成功の気配が見えない中、火起こしも魚釣りも2時間以上も奮闘してた。
過酷すぎて「帰りたい。」と感じる瞬間は、もちろんあったように思う。
それでも最後まで、彼らはみんな笑顔で生き抜いた!
子ども達はみんな、言葉では表現できないほど頑張ってた!!
とてつもなく考えてた!たくさん挑戦してた!
めっちゃ工夫してた!おもいっきり楽しんでた!
子ども達全員が大人の想像を遥かに超えてきた!!
すげぇ。みんなマジですごかった。
サバイバル生活で感じた反省
(※ここから下は、僕が感じたことを"感情丸出し"で書いているので閲覧注意です‼︎)
冒頭もお伝えしましたが、僕が『子ども達との無人島生活』を経て最も感じ、最も伝えたいことは、
「大人は子どもをなめすぎてる。」
です。
子どもの可能性を心から信じること。
子どもを信じて待つこと。
勝手な想像で決めつけず、よく観察すること。
これらの重要性を改めて感じたと同時に…
「甘やかし続ける教育」も「やたら厳しくする教育」も、そんな教育はクソ喰らえだ。
「褒めるか?叱るか?」という論争は低レベル。
「過保護」や「過干渉」も論外。
そんなんで子どもの"自律"は育てられない。
むしろ、"生きる力"を奪い続けていくだけだ。
「何を学ばせるか?」「習い事は何をさせるか?」「どこの学校に行かせるか?」「どうやる気にさせるか?」「デジタル時間を何分にさせるか?」
本当に大切なのは、そういうことじゃない。
ただただ、人として真摯に向き合うこと。
一人の人間として尊重すること。
決して「子どもを侮らないこと」が何よりも大切。
大人の決めつけや、押しつけ、
大人の敷いたレール、大人のエゴ、
大人のための身勝手なルールや目的…
それらは「子どもの可能性」を狭める。
彼らの才能を潰す。
子ども達はみんなもれなく、
素晴らしい「才能」を持ってる。
一人ひとりが素晴らしい「個性」を持ってる。
そして、大人には計り知れない「可能性」を秘めてる。
これは綺麗事ではない。
それを今回の無人島生活でマジに思った。
もし、目の前の子の可能性を感じれてない。
我が子をそうは思えない。
そんな大人がいるとしたら、シンプルに勉強不足でしかない。知識不足。体験不足。観察不足。
僕はこれから今まで以上に、子ども達一人ひとりの
『可能性を心から信じられる存在』でありたい。
子ども自身が『自分の可能性』を感じられる、信じ続けられる。そんな存在でありたい。
そのために僕はもっと勉強したい。
もっとたくんの知識をつけて、色んな体験をして、
もっと様々な人と出会って、自分の人生を楽しみ続けたい。
そんなことを強く思わされる時間でした。
最後に.
一人ひとりの思い出は違うと思うけど、
みんなで助け合って、笑い合って生き抜いた!!
子ども達にとって今回のガチサバイバルが、
「無人島を生き抜いた!」という記憶。
「自分はやればできる!」という感覚。
自分の可能性を信じる源。根底の自信。
そんなモノとして、奥底に少しでも、頭の片隅にでも、彼らの中に残っていてくれたら、僕はこの上なく嬉しい。
そしてその思い出を、みんなと何歳になっても、
いつまでも語り合える仲間でいれたら幸せすぎるな〜
ps.
参加してくれた子ども達、そして大人のみなさん!
本当にありがとうございました!!
みんなで創り上げたこの『無人島サバイバル合宿』は、間違いなく神回!
そして伝説のイベントになりました!!
みなさん、本当に本当にありがとうございました。
(※『無人島サバイバル合宿』ダイジェストムービー↓)
▼「無人島を貸し切って"子どもイベント"をした想い」について
https://www.instagram.com/p/C8t45PRP3Cv/?img_index=1
▼「無人島に出発する直前の気持ち」はこちら
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▼僕が代表を務める子ども達が遊べる居場所を作る活動(アソプロ)のホームページ
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