リンクしていく学び
こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。
8/22(月)、8/30(火)と、第2回、第3回の労務研修を開催!今回も対象者はチームリーダー(と一部のマネージャー)のみなさんです。
それぞれ3時間ずつ、質問タイムや一緒に考える時間も取り入れながら進めていきました。
◎ 休日と休暇の違いは説明できますか?
2回目の研修は前回に引き続き社員の労務管理に関する内容でした。
主なテーマは以下の通りです。
前回の振返り
前回の研修を受けてから意識していること、変わったこと
休日、休暇
年次有給休暇
休憩
まずは振返りからスタート。
前回の研修後、意識し始めたことや勉強し始めたこと、考えたこと変化したことを共有しました。
労働基準法に関する本を読み始めた人、実務をしている中で小さな気付きがあった人など、様々。大きな変化はありませんが、今まで以上に「労務」や「働く環境」に対して矢印が向くタイミングが多くなったようです。
さて、振返りの後は今回の内容に入っていきます。スタートは「休日と休暇の違いは説明できますか?」という質問から。
あなたは「休日と休暇」の違いは説明できますか?
どちらも「休み」と言う意味では同じ。しかし、似ているようで実は明確な違いがあります。
ポイントは「働く義務」の有無。
休日はもともと、働く義務のない日。
休暇は本来は働く義務があったが、申請によって免除された日。
ということなのです。だから割増賃金が発生するかしないかということにも関わってくるのです。
基本的な知識だけを伝えるのではなく「これはこうだから、こうなのか!」とリンクさせて考えられるように工夫してお伝えしています。
「なぜ」を知ることで納得できる、納得できることで腑に落ちるということですね。
◎ 3回目はアルバイトにスポット!
続いて3回目の8/30(火)はアルバイトスタッフの働き方や保険についてのお話。
当たり前ですが、アルバイトも社員も同じ従業員。同じく労働基準法など労務関連の法律が関係してきます。
保険加入の対象ってどんな人何だろう?
学生アルバイトは保険に入れる?
アルバイトを掛け持ちしている人や、Wワークの人は?
そもそも保険ってどういう仕組みなの?
という内容を具体例を使いながら解説。
参加者からも「これはどうですか?」「こんな場合はどうしたらいいですか?」「この管理が大変なのでシステム化したい」「シフトを組む上で、これは気を付けておかないといけない」と様々な質問や意見が飛び交います。
労務の研修は学びの場でもありますが、気付きの場でもあります。気付くためには、まず知ることが必要。知ったからこそ気付けることもたくさんあります。
だからこそ、こういった質問や意見を沢山出してもらえるように、一方通行ではなく当事者意識をもって参加してもらえるように考えてもらう時間なども設けています。
勉強して終わりであれば、資料を渡して読んでおいてくださいで十分。でも、それでは意味がありませんよね。
そして、ここで学び、気付いたことを持ち帰ってもらい今後に活かしてもらうことがこの研修の狙いなのです。
◎ 編集後記
労務の勉強って難しそうですか?
確かに法律だけを見ていると難しそうって思うかもしれません。言い回しがね、難しいんですよ。見たことない文言や漢字も多く、正直、ちょっと見たくないな…って思うこともあります。
ただ、労務関連の法律って自分自身に関わるものばかりなので、知れば知るほど面白くなってきます。(実は労基法って面白いんですよ!)
何もわからずにただ社会保険料を天引きされていくよりも、制度の中身や引かれる金額の決まり方など仕組みがわかっている方がいいと思いませんか?
この「仕組みがわかる」というのは何も労務の話だけではありません。どんな仕事においてもそう。
なぜその仕事をやっているのか
その仕事が何につながっているのか
その仕事をしないことでどんな影響が出るのか
そういったことがわかっていると、日々当たり前のように行っている仕事、ひとつひとつの大切さや楽しさが発見できるかもしれませんね。
それでは、今日はこの辺りで。
ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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