【人生のほんの1日】20230127 都内植栽スポットの見学からの新年会、キース・ジャレットの譜読みなど
今日は、開業当初から仲良くしていただいていて植物談義で盛り上がる飲み友達にもなっているお客様と、都内の植栽スポット数カ所を散策からの新年会飲みの予定です。
植栽散策のことは後で追記するとして、スケジュール的に今夜の記事更新が難しそうなので朝の内のある程度書いておこうと思います。
今朝のピアノ練習メニュー。
スケール フラット系全調
キース・ジャレット 「The Melody at Night , with You」から
「I Loves You Porgy」を初見練習。
「The Melody at Night , with You」は大好きなジャズアルバムで、家でくつろいでいる時間などにもよくかけている長年の愛聴盤です。
実際に弾いてみたいなーと思っていたら、カプースチンなど現代作曲家の楽譜でも信頼度が高いSchott社からキース・ジャレット オーライズ版の楽譜が出版されていました。
数年前に購入したまま本棚の肥やしになっていた楽譜ですが、2023年初からの毎日初見練習のおかげでこれらの本棚肥料の楽譜たちに次々に目を通して一応は音に出すことができて、それだけでも毎日初見練習の試みかなり有意義だったなと思っています。
1曲目の「I Loves You Porgy」、ゆったりした曲なので読みやすいかなと思ったら、想像していた以上に多声部進行で難しかったです😅
時間の関係上、今日は4ページ中1.5ページくらいを音にしてみました。
とても美しい曲なので、いずれちゃんとレッスンに乗せてレパートリーにしたいです。
ラヴェル ソナチネ 全楽章
レパートリー楽曲の暗譜メンテで全楽章通して弾きました。
この曲の練習に際して私が使用した楽譜はデュラン原典(日本語ライセンス版)とヴラド・ペルルミュテール版の楽譜を使用しました。
あとの時間は、今週集中して暗譜強化している数曲をおさらいしました。
スクリャービン エチュード op.2-1
昨日多めに時間を割いて暗譜確認をしたのがよかったか、昨日よりは格段に体になじんで弾けるようになってきました(まだガッタガタですが😅)。
淀みなく演奏できるようにするにはまだかなり練習を積まないとですね。スクリャービン、手強いです。
ラフマニノフ 楽興の時 第3番
2月までに仕上げたいと思っていて、暗譜で通して弾く練習を進めています。これも掴みにくいお団子和音が頻発するので、短い曲ながら暗譜で覚える情報量は結構多めです。
3番は1月中で暗譜を終えて2月で表現を仕上げていく予定。3月から難曲の4番を仕上げに向けて頑張っていきます。
ドビュッシー 版画より「グラナダの夕べ」
現在、「塔」と「雨の庭」も含めて全3曲セットでレパートリーにすべく練習を進めていますが、コンクールで取り上げなかった、第2曲「グラナダの夕べ」は、以前一回仕上げていますが、かなり忘れてしまっていて、かつ分厚い和音が多くて私には暗譜がなかなか難しい楽曲でもあり、今日はグラナダの暗譜復旧に主眼を置いて練習しました。
ちなみに私は、ドビュッシーの楽曲練習には、練習で使う楽譜はデュランの原典版を使用し、そこに安川版・中井版からの運指やペダル、アドバイスなどを書き込んで練習しています。
ドビュッシーの楽曲は、原典版だけだと、どのように演奏してよいか理解するのが難しい場面が多々出てきます。校訂版の併用はとても参考になり、便利ですね。