
【人生のほんの1日】20221217 ピアノオーナーの必需品! 加湿機を買い替え
こちら群馬県は、冬になるととても乾燥するのですが、これまで使用していた加湿機があまりパフォーマンスがよろしくなくて(というか部屋の広さに対して容量不足だった)、ピアノのコンディションキープも兼ねてパナソニックのハイブリッド式加湿機に買い換えました。

今まで使用していたのはオシャレ家電メーカーの超音波式加湿でしたが、ピアノを置いているリビングが吹き抜けの2層空間になっているので気積が大きいためかなかなか理想的な湿度に安定しなかったんですね。
調律師さんからも「湿度は年間通じて50~60%程度にキープするとよい」ということをうかがっていて、以前からリビングの湿度維持については懸案事項でした。
また楽器店の店長さんに「加湿機は気化式がオススメ」ということを聞いていて、リサーチした結果、「気化式 × 温風気化式」のハイブリッド式が性能と電気使用量の面で私のニーズに合っていると思い、部屋の大きさも考慮に入れてパナソニックの56畳用のタイプを選びました。デザインもシンプルで気にいっています。
我が家の場合はたまたまピアノがある部屋が吹き抜け大空間だったので、大型のタイプになったのですが、吹き抜けではない一般のお部屋でしたら、部屋の面積に応じてより小さいタイプで良いかと思います。
ハイブリッド式加湿機を導入した結果、以前の加湿機だと特に室内が乾燥する冬場には維持が難しかった湿度50%台をコンスタントにキープできるようになりました。めでたしめでたしです。

私が購入した56畳タイプは、実物が結構大きくて、ちょっと置き場所を考えた結果、吹き抜け上階の「ラウンジ」と読んでいるスペースに置くことにしました。

ちょうど背後の腰壁より下に収まってちょうどいい感じでした。上写真で見るように、奥行き28D x 幅 56 x 高さ70H cmと結構大きいので、もし購入する場合は置き場所もあらかじめ検討しておくと良いと思います。
湿度の維持管理ができていないと、季節の変わり目などにはっきり分かるくらい調律が狂うので、ピアノオーナーとしては湿度管理はとても大事ですよね。
まぁ、ピアノに関してだけでなく、冬に部屋の空気が乾燥しすぎているとヒトの健康や美容的にもあまりよろしくなく、湿度60%程度が最適と言われていますよね。私が住む群馬県では、何もしないと冬の室内湿度30%になってしまうことも多いので、湿度60%に近づけるには加湿機が必要になってきます。
湿度30%で1.8mで対面で話した場合、全飛沫の6%が相手に到達するのに対し、湿度60%ではその1/3の2%に抑えられるとのこと。
インフルエンザなどのウイルス感染も増える冬の時期に、加湿機で最適湿度をキープすることは、感染予防の観点からも理にかなっていますね。
また室内の乾燥は鼻腔などの粘膜機能を弱らせたりもするので、朝起きた後など喉の痛みや花粉症の予防の観点からも湿度60%は最適といえます。
そして湿度30%など冬場の乾燥した状況では、肌や髪から水分が奪われ、乾燥肌や髪のダメージにつながります。肌や髪に最適な湿度も60%程度と言われていますので、55〜60%くらいに湿度キープすると、人間の健全な生活とピアノのコンディション維持の両面において理想的といえそうです。 ^^