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ラケナリアの花束を贈ってあげる

何度も息を整えて書きあげた手紙に
手になじみ始めた銀色の塊を添え
もう二度と振り返らないと決めて
そっと置いてきてあげたの
こうでもしないときっと。




あの子を見ないでほしい
こっちを向いてほしい
分け与えないでほしい
私だけにしてほしい

気づかないと思った?
誤魔化せると思った?
許されると思った?

愛しているのよ
あなたが憎い


息の根を、


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https://note.com/yanagingin/n/nfcd5ce5b1529

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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。