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1ヶ月葉山町に暮らしてみて感じたこと

葉山に引っ越してきて1ヶ月が経ちました。

何ていうか、、、

とっても、

居心地が良いです。

まだ1ヶ月という新鮮な状態で見えてきた、葉山の素敵なところを共有したいと思います。

一色海岸が素晴らしい。

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この夕陽を毎日徒歩で見に行けるなんて。

夏場は混み合う海岸も、オフシーズンのこの時期はとても静かな時間が流れています。

夕暮れに合わせて、犬の散歩に来る人や子連れ、そして椅子を持って来て日が沈むのをただ待つご夫婦。(チェアリングというらしいですね!)

それぞれが素敵な時間を過ごしていらっしゃいます。

天気が良いと、夕陽、江ノ島、富士山が一直線に見ることができます。

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人が優しい

私、1ヶ月前までペーパードライバーだったんです。

でも葉山に来たら運転は必須、ということで少しずつ運転の練習をはじめています。

アクセルとブレーキがどっちかとか、ランプとワイパーの出し方がわからなかったりとか、サイドブレーキかけたまま運転しちゃうとか、気がつくと中央分離帯に引き寄せられてしまっているとか、、、

自分でも非常に恐ろしい状態での運転スタートでした。

今でこそ基本的な運転は問題なくなりましたが、それでもやはり交通ルールとか、間合いとか、ドライバー同士の譲り合いとかわからないこともあって・・・

でも、葉山町の人はそんな私にもとても優しいのです。

右に曲がりたくてもタイミングが掴めずオロオロして、後ろに列を作ってしまっていると、パッとランプで合図出していかせてくれたり、ゆっくり走っていても誰も煽ってきたりしません。(みなさんどちらかというとゆっくりめ)
極め付けは、信号に停車していたら後ろの車からおじいちゃんが降りてきて、「給油口空いてるよ!閉めとくね!」と閉めてくれたこと。

ああ、何て、優しいのだ。。

何というか、葉山の人々の余裕を感じさせていただきました。

こんにちは、の挨拶がある

葉山町を歩いていると、「こんにちは」の挨拶をすることがとても多い。

知らない人でも、すれ違うと「こんにちは」と挨拶してくれるし、レジのスーパーの方とかとも会話が生まれる。
うちの娘は頭の形矯正用のヘルメットを被っているのだが、それが覚えてもらえやすいのか、「○○ちゃんのお母さん」と海辺で声をかけてもらうことだってある。

東京では考えられないことだった。

同じマンションの隣の部屋に住んでいたって、顔すらよくわからなかった。
ましてや街を行き交う人はもう二度と会うこともないだろう人で、正直意識すらしていなかったので、記憶にも残っていない。

そういうさっぱりとした人間付き合いが好きだと思っていたのだけど、ここ葉山に移り住んできてからは、名前と顔を一致させたい、と、まさか思うようになっているのだ。
特に人間関係を求めて、葉山にきたという訳でもないのに、だ。

多様性を感じる

葉山町は神奈川県の三浦郡にある。

郡(ぐん)だし、町(まち)だ。

実際に、田舎だ。

だけど、とても洗練させている、気がする。

もちろんお洒落なカフェやレストランがある、ということもそうだし、葉山には御用邸だってあるのだが、洗練されていると感じるのは、そこに暮らす人たちと触れ合うことで、だ。

田舎暮らしだった私にはわかるのですが、
田舎だからって、挨拶ができる、とは限らない。

私の地元は、車でもたもたしていたらパッシングされる・・・汗

身なりだって、整っている。

高い服を着ているとか、そういうことはわからない。
でも、清潔感のある人が多いし、自然派お洒落の人が多いのだ。
パタゴニア率高め!
(私からしたらパタゴニアは高いけど!)

そして、同化意識を感じない。

これが一番葉山町のすごいところだと感じている。

たまたま昨日、12月号の広報葉山が届いた。

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その特集が「性のあり方を考える」、つまりLGBTQの話なのだ。

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え!?町の広報で?!
そんな進んでいるの、葉山町?

まさに、葉山町に私が居心地の良さを感じたのは、この多様性を受け入れる空気だったのだと思います。

ランドセルの色のように
みんな違ってみんないい
誰もがありのままで
生きられるまち
一緒に生きていこう  (葉山町広報12月号より)

東京ではないし、市でもなくて、とっても小さな町だけど、この町には多様性というか受け皿の広さを感じます。

実際に移住してきた人も多いらしく、そもそも別荘地として出来上がってきた町だから、「よそ者」同士が作り上げてきたコミュニティなのかもしれない。

葉山が好きで、葉山に移り住んできた人たちが、もっと素敵な町になるようにと作り上げている、進化し続けている町なのかもしれません。
もしかしたら、楽しむことや変化を楽しめる人、違いを面白がれる人たちが、ただ楽しんでいるだけの町なのかもしれません。

まだ移住1ヶ月の私にはわかりません。

ただ、住んでみなければ、「お洒落なエリア」という見方しかできなかった。

住んでみて、私もすっかり、葉山をもっと素敵にしたい、と思う人の一人になってしまいました。

追伸:
本日、無事に土地の契約も終わり、ハウスメーカーとの請負契約も済みました。
来年夏の完成に向けて、ここからスピードアップしていければと思います。

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