夫と「結婚」についてぶっちゃけ合う。
今朝、たぶん、子たちが観ていたテレビ番組「チコちゃんに叱られる」で、結婚の話が出てきたので、ふと思い立って、そんなことを夫に訊いてみたら、
「あぁ、植え付けられてきたね。してなかったかもね」
即答。
「だよね?してなかったよね?私もだわ。親を安心させなきゃと思って、ちょっと焦ってたもんね、私」
私もなかなかぶっちゃける。
「国は多様性は認めなきゃいけないみたいな風潮だけど、結婚はしなくてもいいですよ、とはさすがに言わないじゃん。
だけど、結婚なんて、事実婚でもいいし、してもしなくても、本当に自由で、誰も何にも言わないし思わない、みたいな価値観が若い世代からちょっとずつ始まってるような気もするし、そうであってほしいと思うんだよなぁ」
と言うと、
「最近会社の人とそんな感じの話したわ」と夫。
「結婚して配偶者や子どもを持てば老後安心みたいな、リスクヘッジのような価値観を無意識に持っていたけど、家族がいても孤独死する人もいるし、家族がいることで自分の給与は分け与えなくちゃいけない。
だけど結婚しないで、自分のためだけにお金を使って、例えば老人ホームに入る資金をしっかり貯める方が、大事にしてもらえて幸せかもしれない」
夫は、会社の人と話した内容をそのまま私に伝えたのか、夫自身の思いなのかはよくわからないけど、なるほど〜そうだねぇと思った。
結婚について後悔しているか、までは訊かなかったし、私もぶっちゃけることはしなかったけれど。
「縁あってたまたま夫とは家族として暮らすことになった。まぁ、子どももいるし、これからも一緒に暮らしていくだろう」
なんか、それが今の正直な気持ちだ。
ちなみに、今でこそドライになってしまった私だが、新婚時代はどうだったんだっけ。と思い出してみると、「結婚はいいもんだ」「いや〜こんないい人が、よく残っててくれたなぁ」と思っていた気が。
職場結婚だったので、社内でネタのようにそんなことを言うたびに笑われていたような。
入籍1周年のとき、こんなイタイケな、いや、イタイFacebookを投稿していた。
人は変わっちゃうなぁ。としんみりしつつ、これから結婚する方へ、失望させたくない思いと、エールを込めて🍺🍺