書くことで広がる波紋に震えた日。
今日、スーパー銭湯で、いい湯だなとゆるんでいたとき、noteの世界で繋がっている大切な友人2人が、それぞれ記事を投稿していた。
私のnoteの記事や、先月出したKindleを読んでくれて、それらを引用しつつ、綴られた記事だった。2人の投稿記事を、娘のこども園のお迎え直前に読み、胸がいっぱいになり、苦しくなるほどだった。
Riho ちゃん
Rihoちゃんの記事を読んで、喉元過ぎて忘れていた記憶が鮮明に蘇った。
人に期待したり執着したり、嫌いな人なのに擦り寄っていってしまうほど孤独な時期が私にもあったことを。
そこから、私、何があったんだっけ……
ぜひ振り返って、言語化してみたいなと思った。
星野リコさん
なんと3本立て。
「機能不全家族で育ったピエロにはACの父がおりまして」を読んでくれたリコさんが、
「私も父に対して思うところがあり。
noteに書こうと思いながら、切り口が難しくて書けずにいます。」
というコメントを残してくれたのが1月3日のこと。
できたら今年中に、リコさんのお父さんに関するお話を読めたら嬉しいな、などと思っていたから、こんなに早くに読めるなんて、という驚きで一気にに読み、リコさんの肉親への情が痛いほど伝わってきた。自分との共通点もあり、そのおかげか、忘れていたことをふと思い出したりもして、父のことを私ももう少し書きたくなってきた。
人も、人生も、本当にそれぞれで。
何かを乗り越えるでもなく、そこにあるものとして見つめながら、自分の人生をどう送っていくか。人間の日々の営みが、切なくて、愛おしくて、胸が押しつぶされそうになった。
私も読んだ記事に感化され、それを引用してnoteを書くことがあるけど、今回、心の内をそっと見せてくれるように書かれたRihoちゃんとリコさんの記事に、心が震えて、共鳴して、私もまた何かが書けるような気がした。そんなふうに、影響しあえることや、そんな存在のあることが、嬉しくて、ありがたくて。
心の波紋。
自分の中にも外にも、ずっと優しく広がり続けて、と願う1日となった。