『おあとがよろしいようで』喜多川 泰/著【生産的読書ノート記録4冊目】 出会った衝撃概念「○・○○」とは?
こんにちは、ブックランドフレンズオリジナル読書ノート「生産的読書ノート」 の普及隊長、accoです。
▼「生産的読書ノート」とは?
読書の記録だけではなく、自分から湧き出てくるものを書き出し、行動に移すための読書ノート。あなたの読書が劇的に変わります!詳しくはこちら↓
順番が前後しましたが、4冊目の読書ノートをご紹介いたします。それはこちらっ!
喜多川泰さんの最新刊、「おあとがよろしいようで」ですっ!
実はこれ、「生産的読書ノート」リリース前に、試作段階の記入ページを使って書き出していたもの。(私はこのノートのデザイン担当でした)
マス目の調整などのために何度も同じ内容を書いていたものですが、せっかくなので今回、ノートに書き写しました。
喜多川さんの本は毎回かならず何らかの衝撃を受けるのですが、今回私は「◯・◯◯」という衝撃概念に出会いました……!それは一体?
1. まずこの本のご紹介
自分に自信が持てない大学生、暖平が、大学の入学式で落語と出会い、落研に入り、人との出会いで自分が劇的に変わっていく様を爽やかに描いた、青春と成長のストーリー。
冒頭は大学キャンパスの入学式から始まります。
クラブやサークルがワイワイ勧誘するあの雰囲気、懐かしいなぁ~、と思いながら読みました。
新入大学生の心細い感じが見事に表現されていて、自信がないばかりに卑屈になってしまう様がリアルです。
そこで暖平は初めて「落語」と出会い、あれよあれよという間に落研に入ることになり、かけがえのない仲間と出会い……、あとは読んでのお楽しみ!
落研が舞台なので落語の噺もふんだんに出てきますし、この本の章立てが「まくら、中入り、サゲ」、章のタイトルが全て落語の噺の演目名になっていたりと、落語好きにはたまらない本となっていますが、落語を知らない方でも問題なく楽しめます。
これをきっかけにぜひ落語に興味を持ってもらえたらうれしいな、と思います!(私は大の落語好き……!)
2. 私の読書ノートを公開
さてさっそく私が記入した「生産的読書ノート」をご紹介。
(一応ネタバレしないように白を入れてますが、未読で気になる方は薄目でご覧ください)
喜多川さんの本はいつもそうですが、いい言葉が多すぎでメモが止まらない!
今回も引用は「青字」で、感想やメモは「黒字」で書き、一目で種類が区別できるようにしています。
私はこのスタイルで落ち着きそうだな~。
いい言葉、少しだけご紹介!
「……そりゃそうだ!」と、ここを読んだ人は全員そう思ったことでしょう。そう言われたら、そりゃそうだ。でも、「初めてだけどできるかな」とほとんどの人が思ってしまうのは、なぜ??
こんなにシンプルなのにガツンと頭を打たれたような気持ちになるフレーズ、あるかしら。さすが喜多川さん、と唸りました。
3. 「8マス」に書いたものは……
暖平くんのキャラがかわいくて、ぐんぐん感情移入して読みましたので、心からあふれるものもいっぱい!
自分の内側から湧き出たものを書く「8マス」部分はすぐに埋まりましたよ~。
一番初めに出たのはもちろん、「①落語を聞きにいきたい!!」
ずっと行きたい行きたいと思いながら、子どもが生まれてからというもの、長らく行けていませんでしたが、読んでるそばから「あーー、行きたい、聞きたいっっ!」とムズムズが止まらず。
もう、一人でも行こう。明日行こう!と思いました。
(→後日、すぐに実行しました!)
ずっと昔から行きたいと思っている東京の寄席(新宿末廣亭など)にも、近いうちに必ず行きたい!
……と思って、そう書いたのですが、早くも来月、なんと別の用事で東京に行くことになり、それが叶いそうです!
書き出す効果、すごすぎる。
▼叶いました!その様子はこちら!
あと強く感じたのは、「④私も、明日が来るのが楽しみになるくらい準備してみよう!」ということ。物語の中で、
と語られるシーンがあるのですが、これもなかなか驚かされる考え方でした。
「予習が大事」って勉強ではよく聞くけれど、人生や日々のことでもそうなんだ……!と、目からうろこが落ちるような思い。
では具体的にどうしたらいいかな?と考えてみると、朝その日一日の予定やタスクを確認する時に、明日の予定も確認して、明日をより楽しむために今日できることを考えて、やる、ということを習慣化できたらいいのかな?と思いました。
(なかなかできていませんが、これを機にまた改めて取り組んでみよう!)
あとは、
「②自分も実際に身体を動かして、ムダと思えることをやってみよう!」
「⑧自分がやりたいこと、楽しいと思えることをやってみよう!」
この本を読んでいるとなんだか、バカバカしいことをやりたくなってきちゃって。(いや、この本の登場人物がバカバカしいことをやっているというわけではないですよ)
これまで私は、合理的に、効率よく、マルチタスクで、時短に……、そんなことばかり必死にやってきましたけど、そんなんぜんぶとっぱらって、あまり頭で考えず、インスピレーションを大事に、軽いノリで、バカみたいなことをやっちゃってもいいんじゃない??
人生もっと楽しんだらいいんじゃない??
そんなことを、ふと思いました。
4. 私が「一番大切」に選んだもの
そしてそして、私が一番衝撃を受け、問答無用で「一番大事にしたい番号」に選んだものが、
「⑥『◯・◯◯』にどんな世界を見せてやりたい?考えてみよう!」です。
んもーーー、ここは、ネタバレになるので、語りますまい。ぜひ読んでください。
私は、なんてわかりやすくて画期的!喜多川さん天才!……と思いました。
真ん中にある、「理想の未来のイメージ」を書く欄ももちろん、『◯・◯◯』に見せてあげたいもの、となりましたよ。
(未読の方には「なんのこっちゃ」かもしれませんが、読んだらわかる、わかるのよ〜〜)
私はこの欄はいつもイラストで、ワクワクするようなイメージで描くようにしています。
『◯・◯◯』に見せてあげたいもの、
とはつまり、
「自分がどう生きたいか」「自分がどんな時に幸せを感じるか」
に直結すると思うので、ここをくっきり言語化・イメージ化しておくと、今後の人生がブレずに豊かなものになっていきそうです。
5. まとめ
というわけで、大好きな喜多川さんの新刊では、思いがけない私の中の「サニーちゃん」との出会いがあり、
この読書ノートに書き出していくことで、自分がどんなものに豊さを感じるか、どんなものと出会っていきたいのかがくっきりする、という結果となりました。
メモ欄にはまだスペースがありますので、これから、自分がどんな時に「幸せ・豊かさ・快」を感じるのか、を書き出してみようかな?と思っています!
6. 読書ノート最後の欄より
7. ご注文・詳細はこちら
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