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生きづらさから解放され、身軽になったあなたは何を望むだろう。

どうしたら、自分の本当に望む人生を生きられるだろう?
なぜ、私はいつもなんとなく生きづらいのだろう?

私は、この問いをこれまで何度も自分に問いかけてきました。


21歳でうつ病になったとき、一度は自分自身と向き合い抜いたつもりでいました。
けれど昨年夏、心も体も大きくバランスを崩してしまったことをきっかけに、
もう一度自分の本当の感情を深く理解しよう。
そして自分自身が自分の一番の理解者になろう。

と、再び癒しの旅を始めました。

この記事では、そんな私自身がこれまで学んできたことのなかから、
・生きづらさの根っこにあるもの
・癒しの旅を始める方法
・癒しを加速させるために必要なこと
などを抽出してまとめてみました。

文章の他に、
・Noriko版グリーフワーク
・Noriko版アファメーションワーク(音源つき)

が盛り込まれています。

□なんとなく生きづらさを感じている
□自分のことを好きになれない
□過去の出来事を消化できずにいる
□親子関係に問題があった

このような状況で苦しんでいる方へ向けて、心をこめて書きました。

ぜひ、お手に取ってみて頂けると嬉しいです。

あなたの心に灯りをともすお手伝いができたとしたら、こんなにうれしいことはありません。


生きづらさの根っこにあるものとは


なんとなく生きづらい、なんだかすべて上手くいかない。
でもなぜだか分からない、そこにある感情がどんなものなのかも分からない。

そう思っている方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方の生きづらさの根っこに、ほぼ必ずあるものがあります。

それは、「自分自身との仲違い」です。
自分自身と仲が良くないということです。

仲が悪いために、あなたはご自身を常にジャッジしてしまいます。

この場合のジャッジは、起きた出来事に対するあなたの言動や感情について、”それは悪いものだ”と決めつけてしまうことを意味します。

例えば、ダラダラ過ごしているとき、ご自身のことをどんなふうに思いますか?
「私ってだらしないダメな人間だなぁ」と思ってしまうことはありませんか?

他の人が完璧にできたことを失敗してしまったとき、どんな風に思いますか?
「なんで私ってこんなこともできないんだろう」と自分を責めてしまうことはありませんか?
人によっては、
「あの人のせいで私が不出来だと思われる」と周りを責めるかもしれませんね。

もちろん、こういった気持ちは誰しもが持っています。 
ですが自分と仲が悪い場合、「本当はそれほどネガティブに感じなくてもよいこと」に対しても、あたかもものすごく悪いことをしてしまったかのように、悪いことが起きたかのように、過剰にジャッジしてしまうことが多いのです。

人は一日に6万かそれ以上頭の中で独り言を言っているといいます。
その6万の独り言のほとんどに、このジャッジが起こっていると考えてみてください。
常に自分を見張り、厳しく正そうとするだれかがいる。
今のお前のままでは足りない、もっと頑張れと叱責し、
お前なんてとるに足らない存在なんだと否定する声がする。
周りを責め続ける声が頭の中に渦巻いている。

窮屈に感じたり、ネガティブになったり、息苦しくなるのは当然ですよね。

私も、心のどこかで「頑張らない私には価値がないのではないか」という恐怖や不安をこれまでいつも感じてきました。


自責も他責も、脳にとっては同じ


自分の思いどおりにものごとが進められなかったとき、自分を責める方と他人を責める方がいらっしゃいます。
大体の方は両方するのではないでしょうか。

でもこのジャッジは、どちらも同じように脳内で処理されます。
脳の感情をつかさどる部分は、「主語」を理解できないからです。

「主語」を理解できないので、自分が発した言葉すべてを自分のこととしてとらえてしまいます。
つまり他責をしていても自責をしても、同様に「自分を責める」状況が続いているということです。


ジャッジはどこからきているのでしょう?


ジャッジがうまれた源は、幼少期に深くかかわった大人との関係にあります。
ほとんどの方にとって、ご両親との関係であるといっていいでしょう。

思い出してみてください。
小さなころ、こんな経験はありませんでしたか?

・お母さんがいつもヒステリックに怒っていて、とても怖かった。
・お父さんが威圧的で、言いたいことを言わせてもらえなかった。
・家族がしばしば不仲で、自分は仲介役に徹しなくてはいけなかった。
・下の兄妹に、親の愛情を独り占めされてしまった。
・両親が過干渉で、自分の本当にやりたいことをやらせてもらえなかった。
・家族の誰かが依存症だった。
・人には決して言えない秘密が家族内にあった。

実はこれらの一部は、私が幼い頃感じていたことです。

みなさんの幼少期にも、同じように「こんなことをされて怖かった」「あの時の言葉がとても悲しかった」という出来事はないでしょうか。

性的虐待、ネグレクトをはじめとした虐待を受けていた方でしたら思いだしたくもない過去が山ほどあることだと思います。

そうでなくても、程度の差こそあれ、ほとんどの方にこういった経験はあります。
”過去傷ついた経験があった”ということは事実なのに、それに様々な理由をつけてなかったことにしている人は意外と多いと思います。

その理由付けには様々なものがあります。

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