偶然
偶然…
①[名・形動] 何の因果関係もなく、予期しないことが起こること。また、そのさま。
②[副] 思いがけないことがおこるさま。たまたま。
人間生きていれば何かしらの偶然に出くわす事がある。
それは上記に挙げたような事が身近に起こったりするのではなかろうか。
旧友に偶然会った。
偶然にも見つけた。
偶然出くわした。
偶然にもそのお店を発見した。
偶然立ち寄った本屋で素晴らしい本を見つけた。
などなど…
まあ、人によって捉え方が違うとは思うが自分的にこの「偶然」という言葉、良い意味で使う場面が多いのではないかと思う。
普段掃除しない場所を掃除していたら、偶然にも探し物が見つかった。
普段通らない道を歩いてたら、偶然にも美味しい飲食店を見つけた！
そんな感じかな。
まあ人によって使い方は違うんですがね( *´艸｀)
そしてこの「偶然」というものは、人生を彩る上での一つのエッセンス的な役割を果たしているのではなかろうか。
予期せぬ場所で久々の友と偶然にも再会したらそれだけで、今風に言うならば「エモい」気持ちになるだろう。(一回使ってみたかった、エモい！)
色々とある中で、偶然にも何かがあったらそれだけでサプライズ的な要素になるわけだ。
偶然…
以前「スター」という記事を書かせて頂いた。
そこで少しだけ俳優の火野正平さんの事に触れさせて頂いた。
自分が自転車に乗るのが好きなので、火野さんがチャリンコ(チャリオ)に乗って視聴者の手紙に基づいて全国各地の「心の風景」を巡るとある番組…。
火野さんの人柄や、自転車に乗っている様子や現地の様々な風景、そして人との触れ合いなど見所が多く、この番組が自分は大好きだ。
今年も春の旅が始まり色々な場所を巡られている。
一度で良いから偶然にも道端で出くわしてみたいものだ…。
かなりの確率じゃないと無理だろうけど('_')
そして、今週になって京都の旅が始まった。
園部や亀岡(京都パープルサンガの本拠地のスタジアムが亀岡駅付近にある)を巡っていらっしゃり、ちらっとだけ見た事ある景色を自転車で走っていらっしゃったので、それだけでもいつも以上に楽しく拝聴していた。
旅は三日目の舞台へ…。
この日は嵯峨嵐山付近に位置する「車折神社」(くるまざきじんじゃ)からスタート。
この神社は芸能の神社でも知られ、多くの芸能人が訪れるとか。
玉垣(神社の境内の周りを囲んでいる木や石でできた境界の柵のこと)に、色々な俳優さんの名前や、芸能人の名前が書かれている。
このへんもたまにチャリンコにまたがってウロウロする時があるので、エモい気分になった。(使いたいだけです。エモい。)
偶然…
以前「太陽に誘われて」という記事で京都の自分の好きな場所を書かせて頂いた。
場所は嵯峨嵐山の名勝「大覚寺」から東に位置する、【広沢池】のこと。
その池とその周辺の景色が好きで(歴史的風土保存地区)、チャリンコに乗って時々サイクリングに出かけていると。
あの景色は本当に素敵だ。
生まれ故郷を思い出す。
疲れたときなどにチャリンコにのってあの景色を見ていると、頭の中がクリアになる。
そして火野さん。
車折神社の境内でその日行く場所を、視聴者の手紙を読み上げどこに行くかを発表する…。
その日の目的地は「広沢池の弁天神社」…池付近に位置する小さな神社(祠)。
えっ
マジで！？
この瞬間エモい気分はマックスだ。(エモいを使いたい。)
なので走っていらっしゃった場所は大好きな光景だ。
あの場所や、その場所…。
テレビ画面を見ながら「おお～。」何て言って浸ってました（笑）
直接出会ったわけではないのでそこまで喜ばなくても…
かもしれないが、好きな番組で好きな俳優さんが、好きな思い入れのある場所をチャリンコに乗って走っていらっしゃるというのは、何とも素敵な偶然ではないか！
そして大覚寺も訪れていらっしゃたし、歴史的風土保存地区を走っていらっしゃったのは何とも嬉しい気分になった。
景色は田園風景だけではなく、天皇陵付近の小高い丘から見える京都市内の風景(京都タワーも見える！)様子も映されており、いやはや感慨にふけりまくりでございます。
火野さん自身のその付近の撮影に訪れた際のエピソードなども面白く、今回のこころの風景…
自分にとっては「神回」とも呼んでいいような内容だった。
エモいです…(^^)/
他の人にはそんなに喜ぶようなことでもない、何てこともない単なる小さな偶然かもしれないが…
自分には最高の粋な偶然でございます。
そして、何となく自転車に乗る事が好きで良かったと思う瞬間。
番組ラストに出てくる広沢池のみの映像…
改めて見ると本当に良い場所だ。
故郷を思い出させてくれる素敵な風景…。
自分の人生の中でもずっと心の中に刻んでおこう。
記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます！