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B2Bメーカー・製造業が専門。セカンド課長(頼れるメンター)を探してませんか?「自社変革できる力を身につけたい」、「どこに行っても活躍できるキャリアを描きたい」。その思いを支援します。就活生・大学生の方もぜひ!ビジネスマガジン「B2B MAKER」を隔週日曜に更新.

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    B2Bメーカー・製造業が専門。就活生〜20代会社員向け。 職場に成長を後押ししてくれる人いますか?ここは会社員としてのキャリア開発・生産性アップ・リーダーシップ養成といった成長力を高める記事を掲載しています。現役エセ経営者の撃破!企業変革をもたらす次世代リーダー化!を目指します。「製造業でこの先私大丈夫かな?」と不安を感じているビジネスパースンに捧げるキャリアップ開発マガジン!毎週日曜日に更新(目標)

最近の記事

伝統的企業の新しい研修(4)

前回の記事はこちら。 ということで続きを書いていきます。 新しい研修の在り方とは以上を踏まえると新しい研修の在り方のポイントは2つあると言えます。 一つ目はプラットホームの重要性が高いということです。 二つ目はニーズの細分化とコンテンツの短時間化です。 順に説明していきます。 プラットホームの重要性企業と企業すなわちBtoB領域の場合、専門性の高い研修は機密情報との戦いでもあります。うっかり口を滑らせて話してはいけないことや、過度な期待を持たせるような誤解を与える

    • 伝統的企業の新しい研修(3)

      前回の記事はこちら。 前回は対象3つの研修の中身を見てきました。ここからは、この3つの研修の考察から見える課題、或いはオンライン化への移行によって生じる課題、そしてオンラインだからこその良さを活かした研修の新しい在り方、この3点を考えたいと思います。 それぞれの研修の個別課題且つ本質的な共通点前回の3つの研修の特長を少し復習します。 本質的な共通課題はなんでしょうか?それは口頭だけの説明には相当無理があるということです。いくら言葉で説明しても製品のことはやはり製品そのも

      • 伝統的企業の新しい研修(2)

        前回の記事はこちら。 前回は、既存の研修は、対象が3つであることを書きました。 1)初心者や営業向けの商品や業界の基本を教える基礎研修 2)実際に使用する顧客に製品の使用方法を教える技術研修実際に使用するという3)顧客の中でも特に導入を担当する人向けの設計研修 今回はこの3つについてより詳細にみていきたいと思います。 基礎研修「1)初心者や営業向けの商品や業界の基本を教える基礎研修」について考えたいと思います。この研修のカリキュラムとなるとどういう内容が一般的でしょう

        • 伝統的企業の新しい研修(1)

          本日はこの内容を考えます。 オンライン研修は既存の研修カリキュラムの継続では成立しない。 そういう気づきがないと研修体系が破綻してしまう可能性が出てきました。オンライン化というもの自体はすっかりとお馴染みのものになり、チャットとビデオ会議が当たり前の時代となりました。 もちろん、その前からもウェビナーという形でオンライでの講座みたいなものは存在していましが、こうもチャットとビデオ会議が普及すると現場で行われていた「イベント」もまたオンライン化の波が押し寄せてきます。

        伝統的企業の新しい研修(4)

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        記事

          心理的安全性の前に、あるべき『緊張感』を高めよ

          本日はこちら 突き上げられるマネージャーあなたが部門マネージャーで、とても忙しくて、部門の戦略を慌てて自分で立てたとしよう。ちょうど4月です。年間計画も立てて、役員から予算やメンバー補充の許可もおりて、「さぁ!4月からスタートダッシュだ」と考えていたとします。 同時にあなたは自分のチームに心理的安全性とは、言いたいことが言えることだと教育を施してきたとしましょう。そんなメンバーにも満を持して、戦略をお披露目しました。すると部下の反応は以下の通りでした。 「マネージャー、

          心理的安全性の前に、あるべき『緊張感』を高めよ

          私は今日も会議に出る、洗濯物を畳みながら。

          本日はこちら。 家事優先なときもあるパソコンの画面には、誰かのパワーポイント、これから15分は、どうせ「説明を聞くだけの会議」みたいな会議、ありませんか? そんなとき私は、Bluetoothイヤホンにして洗濯物を畳んでいます。 説明しているその人と、説明を聞いて理解してコメントする側の上司との関係性においては、ちゃんと重要な会議だったりします。でも私からすれば、最悪聞いていなくても実害はない話だったりします。でも、ちゃんと聞いて、将来の糧にしようと思えば、参考になる部分

          私は今日も会議に出る、洗濯物を畳みながら。

          テレワークで生産性は上がる

          本日はこちら。 生産性は上がる生産性=「①業務時間」×「②業務効率」 一旦、このように仮定したとします。 家と会社の往復が片道1時間だとします。例えば、8時に家を出て、9時に会社に着いて業務を開始する。18時に会社を出て、19時に家に帰り着く。しかしテレワークなら8時から仕事を開始でき、19時まで仕事ができます。 つまり、最初の式で言えば「①業務時間」が1日2時間増えるということです。 極めて明朗な回答だと思っています。 テレワークは、1日の生産性が2時間改善しま

          テレワークで生産性は上がる

          出向という選択肢

          本日は日経COMEMO企画です。「出向」というテーマで私の経験をお伝えしたいと思います。 販社への出向経験者です呼び方はさておき、販売会社への出向というものを2年間経験しています。結論から言えば、素晴らしい経験でした。今の私の血となり肉となる大事なキャリアの一つです。 当たり前ですが、販社は市場と一番近い接点、ビジネスの最前線です。日々、顧客に出向き、課題を把握し、ソリューションを提案し、そして目標の数値達成に向けて、頑張る。そうした営々とした日々。 いきなり脱線ですが

          BtoB事業 利益の源泉(4)「ラク消費」

          前回の記事はこちら。 前回の記事では、「ソフト」対応が万能薬ではないこと、本質的には「ラク消費」が重要であることを述べました。 今回は、この「ラク消費」を実際にお客様にご提案するために必要なことをまとめていきたいと思います。 日本の技術力の地盤沈下少子高齢化、人口減少の日本においては、それに伴ってじわじわと技術力の低下が発生しています。ここで言う技術力はノーベル賞を取るようなアカデミックな、あるいは要素技術的な技術力ではなく、職人技、熟練工、多能工といった意味合いでの技

          BtoB事業 利益の源泉(4)「ラク消費」

          ニセモノ現場主義の横行

          本日はこちら。 そもそも現場主義とは何か? 意外と定義が合わないかもしれません。というより、立場ごとで現場は変わり得ると思います。製造業で言うと職能ごとで変わり得ます。 生産管理の場合、「製造ライン」は、一つの現場でしょう。開発の場合は、研究所やラボの「実験室」が現場かもしれない。営業にとっては、担当する顧客との「商談打合せ」が、現場かもしれない。 人事だと?人事の現場はどこでしょうか?例えば「採用面接」が現場でしょうか。法務の現場は?契約書を起案している瞬間はまさに現

          ニセモノ現場主義の横行

          ベテランと思っているベテラン社員はいらない

          本日はこちら。 最初に学んで欲しいのは、「自分のプライドの壊し方」自分はこの時代には役に立っていない可能性がある、そればかりか老害になって所属組織の成長を阻害している要因になっている可能性さえある。そういう危機感が大切です。 逆にこの危機感を持っていれば、何歳だろうと、現在がどんなに偉い立場だろうと、裸の王様になることなく、自ずと自分が学ぶべき道は見つけられるでしょう。まず今の壇上から降りること、自分を新人だと思って見直すこと、これが肝要だと思います。 「私はもう歳だか

          ベテランと思っているベテラン社員はいらない

          BtoB事業 利益の源泉(3)「ソフトの罠」

          前回の記事はこちら。 すっかり更新を忘れていました。すいません。 前回は、ZEBを事例にとって具体的なBtoBビジネスのポイントを解説しました。この解説では「ソフト」が重要になりそうな結論に至りました。今回はこの「ソフト」の力について、問い直していきます。 2つの落とし穴「ソフトの機能」「ソフトへの接続」「ソフト」には大きな落とし穴が2つあります。 1つはこんなイメージです。 あなたが電気屋さんでパソコンを探しているときに、店員が横に来て「このコンピューターにはなん

          BtoB事業 利益の源泉(3)「ソフトの罠」

          コロナ禍で変えた働き方

          本日はこちら。 仕事がプロジェクトベース化しました。 このことが大きな変化だと思っています。今回はこのあたりについて具体的に起こった変化をお伝えしたいと思います 現状認識:コロナ前の製造業さて、2020年はじめ、つまりコロナ感染がまだ日本で始まる前の状況を整理したいと思います。私はと言えば、目の前のオペレーション業務に追われる日々でした。それは決して悪い意味合いではなく、①顧客と直接向き合い、②課題を見つけ、③それを解決する、という一連の自然なサイクルを回しておりました

          コロナ禍で変えた働き方

          社内公募はムラ社会を克服してから

          本日はこちら。 単刀直入に言って、社内公募がよい制度だとは思いません。その理由を以下にまとめていきたいと思います。 本当に元いた部署に禍根を残さないか?転職してしまえば、究極をいえば前職の人たちと関係がこじれても新天地でなんとかやっていけます。しかし、大きい会社であっても、他の部署にいったところで元の部署と関わる可能性はそれなりにあります。 送り出す人も送り出された人も禍根なくすっきりと出ていければ、もちろんなんの問題もありません。しかし、会社の制度によっては、その人が

          社内公募はムラ社会を克服してから

          メモ:「新旧」ではなく「変化」

          確かに新しい方が優れていることは多いだろう。旧い方が、新しいものより劣っている部分は目立つであろう。しかし、「新」とは増幅装置でしかない。「旧」に対して、相対的には、より大きい効果を及ぼすのが「新」だ。 例えば、「移動」を考える。 人間が歩くだけだった時代、馬を使うことは新しいことだった。馬に乗れば、飛躍的に移動スピードは上がった。馬車は運べる荷物の量を増やしただろう、自動車はスピードも量も更に飛躍的に向上させた。これが「旧」から「新」の観点からみた「移動」についての歴史

          メモ:「新旧」ではなく「変化」

          BtoB事業 利益の源泉(2)「実現可能性」

          前回の記事はこちらから。 前回は、BtoB事業におけるコト消費やソフト重視という言葉を盲目的に信じることへの疑問を投げかけさせてもらいました。 今回はその疑問から一歩踏み出し、具体的な事例を通じて、BtoB事業で成功するには、どのような戦略が必要となるのかをを考えていきたいと思います。 構想より難しいのが「実現方法の発見」(建設業界を例に) 一番の問題は、「コト消費ビジネス」を構想できるかよりも、その構想を「きちんと実現できるか」です。 実現を阻む課題はいくつかあり

          BtoB事業 利益の源泉(2)「実現可能性」