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おはなし

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#物語

白鷺とチャーハン 第2話

白鷺とチャーハン 第2話

<幼稚園生 あやね>
自転車の椅子に座って、
お母さんを目でおいかけていると、
どうろをわたる信号のところに
だれかがたおれているのがみえた。
女の人みたいだった。

お兄ちゃんと私がケンカした時の
鬼みたいな顔とはぜんぜん違う、
でもすっごくいっしょうけんめいな目で、
お母さんはその女の人のところに走っていく。

何かがいつもとは大きくちがくて、
「お母さん、何してるの?早く行こうよ。
靴下買い

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生活, しいたけの天ぷらの ③

生活, しいたけの天ぷらの ③

【アホアホなお話 3回目】

「ちょっと!スナップえんどうもいいけど、
天ぷらも熱いうちに食べてよ」
たえさんが、少々ピリッとした声で
子供たち+泰之に訴えかける。

彼女は(まあ、料理が好きだったり
得意だったりする人は誰でもそうかも
しれないが)熱いものは熱いうちに、
冷たいものはその温度で食べるのが
サイコーと信じているので、
揚げたての俺たちが皿の上で、
無残な油を吸ったベシャッとした衣に

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生活, しいたけの天ぷらの ④

生活, しいたけの天ぷらの ④

【アホアホなお話4回目】

俺の肩(しいたけにも肩はある)に
ほんの少し触れた
かぼちゃの天ぷらのあったかさに
思考がやや飛びそうになる。
しかも温かい空気に乗って
ほんわりと甘い香りもやってきた。

「友達になりたいんだけど」

このだいだい色のかぼちゃってやつは
確かにそう言った。
「ぬ」
俺は予想外のことすぎて、
何かよからぬ思惑があるんじゃなかろうか、
こいつと身構えた。

「ねぇ、聞こえ

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