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isu

「isu」と綴る意味は「椅子」のこと。「isu」と見ると何だか変な気がしますよね!?

普通、「椅子」か、「chair」と書きますが、私はisuと書くことにします。それは、「椅子」に対する私の想いを込めた「な」固有の意見だから。

「な」は「isu」が大好きです。
新型コロナ自粛になる前から家にいる時間が長かった「な」にとって腰痛対策が必要な「な」には椅子の造りはとても重要でした。

下手すれば一日中座りっぱなしの自分の環境を支えてくれる。ベッド以上に長く身を預けているかもしれない存在。


そんな私の10数年前までオフィス勤めの間は会社支給のイトーキのオフィスチェアでした。


最初は肘掛け無しで、役職のグレードが上がると肘掛け付きになりました。微妙なヒエラルキーの差を感じさせる大っ嫌いな椅子でしたが、今思えば一般社員にもそれなりの椅子を使わせてくれてありがとうでもありますね。


次の「isu」はこちらです。

秋田木工の東北新幹線こまちに使われているシート生地を使った「isu」をプレゼントして頂きました。こちらのこまちのシート生地は、他の合皮を使った生地と並べるととても華やかで毛足の長さもあり高級感があり、色味も実際には写真より落ち着いた色味で、とてもステキな黄色い生地です。これが一番の宝物です。

次にお気に入りなのがArtiのMixiチェア

椅子探しをしている時に見た目100%でした。なんとか工面して購入。

ところが勿体なさすぎていまだ数えるほどしか座っていません。むしろ洗濯物を干した後の一時置き場になっている時間の方が長いかも。ごめんね。


憧れの「椅子」はいくつもあります。その中で一つとりあげるとすると、デンマークのアルネ・やコルセンデザインのフリッツハンセン セブンチェアは欲しかったです。本物は高くて手を出せず。

ましてや、オックスフォードプレミアムに至っては名前のとおりプレミアム価格。


その点、先程のArtiのMixyチェアはそのボリュームや造りの豪華さにしてはリーズナブルな価格です。本革を選んでしまったのは時代には申し訳なかったなと反省もしています。

そして、最後にご紹介する「isu」は、


Nスペンサー3点セット

葉巻を燻らせながらデカいブランデーグラスを回してくつろぐ故石原裕次郎氏のイメージそのもの。

その場のイメージを全て奪い去ってしまう程の破壊力を持つこのN.スペンサーチェアとオットマンですが、ビロード生地はとても上質で、木工の細工の細やかさと相まって部屋を重厚なものにしてくれます。そして、張りがありつつふっかふかのオットマンはとても良いものだなと思わせてくれます。


こんなN.スペンサーの「isu」の目下の悩みは、「どこに置けば良いのか?」の問いへの回答が出てこないことでしょうか。


いつか私もブランデーと葉巻を燻らせる立派な大人に・・・・。明らかに貫禄不足。いつか似合う日が来るのだろうか。

似合う日は来ないかな。
それでもいいです。

こういう「isu」たちがそれぞれの存在感を発揮してもおかしくない環境を持てるようになることを希望と呼ぼうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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