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LANCIA EVで復活に期待する気持ち

STELLANTISは、現在、ABARTH、ALFA ROMEO、CITROEN、DS AUTOMOBILES、FIAT、FIAT PROFESSIONAL、JEEP、PEUGEOTのブランドを日本で展開しています。

STELLANTISグループが抱えるブランドでイタリアの伝統を支えてきたブランドLANCIAがあります。

3月1日付けで久々にランチアの市販車がブランド再生の新型車のニュースをリリースしてました。

私が子供の頃一番好きだった車がランチア ストラトス。そして物心ついた時に憧れたのがテーマ8.32。

テーマ8.32は、フェラーリ328のV型8気筒3.2Lエンジンをランチアのセダン、テーマのエンジンルームに押し込んだ「羊の皮を被った狼」と言われる一台。

ポルトローナフラウの革内装とウッドに囲まれたインテリアは今なお魅力的です。それにトランクからにょきんと電動で出てくるウイングもオーナーになったら人の目を気にするオーナーでも高速でこっそりとウイングを出す瞬間は密かな喜びに違いない。

ランチア イプシロンやテージスもとても好きで何台も中古車を見に行ってはその繊細さにあと一歩までいくものの結局最後の一歩を踏み出せずにまだ乗れていないメーカーでもあります。

その時ランチアに乗っていないのに入会したランチアクラブジャパンは今も辞めずにいます。

面倒を見てくれるディーラーや専門店が近くにないと厳しいという思いからでした。

2014から新型車を日本で手に入れるにはクライスラーブランドからイプシロンなりを引っ張ってくることになっていました。それではちょっとランチアなのに・・・と感じてしまうのです。

今年発表されるのはイプシロンその後は新基軸の高級車のようですね。そしてさらに3代目となるデルタもすべてEVでリリースされるというのは、ブランドとして販売車両が無いからこそ大胆なリニューアルも可能と言えそうです。

2012年に自動車販売を辞めたサーブといい、どうして私はこういうものに惹かれてしまうのだろうか。

ランチアは傘下にたくさんのブランドを束ねるステランティスでの復活ですので今回は資金的にも技術的にもグループの潤沢なリソースを活用して、ランチアブランドの強みを上手に活かすことができると期待しています。

4月開催のミラノデザインウィークに出展予定のコンセプトカーぜひ見てみたいものです。

※記事頭の写真は1994年にマツダ配下のオートザムが雑誌に掲載していた広告から拝借しました。

テーマとデドラどちらもカクカクしていて今見ると新鮮です

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アラン藤島
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