おりものって何?
女性にとっては毎日のものですが、意外とこんなことを思っていませんか?🧚🏻
「おりものってなんなの?🥺」
「何が普通なのかわからない…🥺」
「めんどくさい…🥺」
なんて。
おりものに対して、よくわからない🥺と思っている人は多いと思います。
でも、女性の身体をまもるためのとっても大切なサインなんです🧚🏻
そして、おりものは大人の女性なら誰にでもあるものです。
是非今回のお話で、
おりもの=何だかよくわからなくて嫌なもの🥺
ではなく、
おりもの=自分の身体を知るサイン
として、再認識していただけたら嬉しいです🧚🏻
ということで、今回は「おりもの」についてです!🧚🏻
1.おりものとは?
おりものは、
・子宮内膜、子宮頸管、膣壁からの分泌液
・古い細胞が集まった粘液
・バルトリン腺や皮脂腺、汗腺からの分泌液
が集まったものです。
なので、汗をかきやすい人やかきにくい人がいるように、おりものの分泌量には個人差があります。
2.なぜおりてくるの?
① 自浄作用
子宮の入り口は、肛門や尿道の近くにあるため、雑菌が入りやすくなっています。
膣の粘膜をうるおし、洗い流し、子宮や卵巣を病原体や雑菌から守ります。
②受精の手助け
排卵の時期に受精の手助けをしてくれます。精子をスムーズに受け入れる役割も担っています。
3.おりものはなんで変化するの?
おりものは月経同様、エストロゲン・プロゲステロンと密接な関係があります。なので、月経周期に合わせて量や粘性が変わります。
エストロゲンの濃度が高い時は、おりものは多くなります。
➡︎エストロゲンにより子宮頸部が刺激され、分泌物(粘液)が生じ、粘液が腟から排出されます。
プロゲステロンの濃度が高い時は、おりものは少なくなります。
➡︎頸管粘液の分泌を止める作用があります。
4.月経周期に沿ったおりものの変化
では月経周期に沿ってみていきましょう🧚🏻
月経については、是非これをみてください↓
《卵胞期》
エストロゲン濃度は排卵に向けて高まります。
おりもの色:生理直後は血液と混ざった茶色~褐色で、生理が終わってからは透明
粘性:さらっとしている
におい:なし
量:だんだん多くなる
《排卵》
エストロゲン濃度はピークに。
おりもの色:無色透明
粘性:長く糸を引く
におい:それほど強くはない
量:ピークに多い
《黄体期》
プロゲステロンの濃度が高まります。
おりもの色:少しずつ白濁していく(下着につくと黄色っぽくなることも)
粘性:粘り気あり
におい:生理が近づくとにおいが強くなる
量:だんだん少なくなる
個人差はありますが、ご自身のおりものの状態を観察してみてください🧚🏻
周期を理解することで、対応しやすくなりますよね🧚🏻
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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