93番目のキミ
今日もありがとうございます。
今回も恒例読書感想文のお時間です。
そんな今回はこちら
中学生の頃「リアル鬼ごっこ」が流行って、その流れでよく読んでいました。山田悠介先生。
どの本もなにか心に訴えかけてくる物語が多いですよね。
今回読んだ93番目のキミ。
大学生のナリタはおばあちゃんからせしめた60万で、新型後継ロボットを手にいれます。
そのロボットを「シロ」と名付け、掃除、洗濯、ギャンブルとごく気軽に使っていました。
しかし、ある姉弟との出会いがナリタとシロの運命を変えていくことになる・・・。
とまあ、こんな感じなんですけども。
途中までは、普通にロボットを買った大学生の話。という感じで、なんて事ないお話だったんですけど、最後の疾走感が半端なかったです。
え?どうなるの?どうなるの?って
最後はなるほど。ふむふむ。な終わり方で、スカッとしました。
いやー、面白かった。
ロボットが感情を持つとどうなるかって、けっこうネガティブなこと想像しがちだったんですけど、
シロみたいな心優しいロボット、私も欲しいななんて思っちゃいました。
中学生の頃はまった作家さん、大人になってもやっぱり面白いですね。
93番目のキミ。みなさまもぜひ。